先日聞いた作家の方の講演会。
流石にノンフィクション作家の方だけあって、言葉の裏側にある事実、過去の出来事、取材した本人が語ったことの深さにはあっという間に惹きつけられました。
さらに、
「天皇陛下に人々が惹きつけられるのはなぜだと思いますか?」
と聞かれたのですが、常に国民のことを気にされていることが大きいと言います。
それは例えば
園遊会の際に側近の人がメモを渡したりすることなく、ご自分の言葉で相手に合わせてオリンピックの時の話や受賞された方にはその時のことを聞いたりしているからだという事でした。
相手に関心を持って、気遣うこと。
これはできそうで難しいです。
人のことをキャッチするのが上手な方がいまして、相手の方に合わせて話をされている姿を見てはいつも感心します。
もちろん相手の方もそのことで関係がグッと近くなりますから、その後のやり取りもスムーズに進みますね。
もう一つは相手の気持を察したり配慮する事ができるということでしょう。
これも意識していないと難しいと思います。
ともすると、自分のことで精一杯になりがちですからね。
無意識のうちに発する言葉には、言ってもいいけど評価、評判を下げてしまうことというのもありますし、そんなつもりで言ってないのに悪く取られてしまうこともあります。
長く生きていてもこれは難しいと感じます。
常に心をフラットに保ち、マイナスなことを言いたくなったら、どこかの壺の中にでも言って栓をしておくのがいいと思いますね(笑)。
さあ、今日もいい1日にしよう!