今日も絶好調!

春は一気に!

昨日の長野市は29℃!
そうなるとドウダンツツジも咲くんですね。

ツツジが咲くのはいつもの年ならもう少し後だと思うんですが、あまりにも暖かいので間違えて咲いちゃったようです。
近所のツツジもだんだん色味が増してきていて、早く咲きそうな感じですね。
そしてリンゴも・・・。

リンゴの花が咲き始めてきていて、本当にとても心配です。
明日は霜注意報が出ていて、来週は気温がグッと下がるようです。
霜が下りないように、と祈っています。
この時期のダメージでリンゴの味が落ちる、というのは信じがたいのですが、本当に味が落ちてしまいます。リンゴ農家はきっと「まだ咲くな、慌てるな」と言っていると思います。

食べるものは何でもそうですが、咲くべき時に咲いて、いつも通りに手をかけて、実る時に実る、という昔からの流れで行かないと美味しいものにならないのだと思います。

少し話は飛びますが、農家の皆さんは朝が早いので一番大変な思いをしているところをあまり見ないのですが、例えばキャベツやレタスを出荷している農家の皆さんは一番ピークの時、夜中の2時に投光器で畑を照らしながら収穫するんですよね。
そして7時にはトラックが出て、東京の店先に午前中のうちに”朝どりレタス”というラベルと共に並べられる。
重労働でさらに昼夜が反転してしまうような状況だと思います。
それも畑は広大ですから、人海戦術で海外の実習生の皆さんと刈り取るとか。
大変な作業ですが、そのおかげでみずみずしいレタスを食べられるわけですからありがたいですね。

そんな畑も大掛かりの機械を入れて、一気に種をまき、水をやり、除草しながら生育を待つ。
ただタネをまけばいいというものではないので、手をかけてやる作業が本当に大変だと言います。
虫も来ますから、そういうものからも守りながら育てなくてはならない。

”農家をやりたい”

という強い思いをもってこの信州に来る方は多いのですが、売り物になるようなものを育てるのが簡単には行かないので苦労するようです。
それで生計を立てるとなるとどれくらいの耕地が必要で、それくらい売ればいいのか。
この試算ができていないと、作ったものが売れても生活できるかはわからないですからね。
相談する相手を間違えるとものにならずに失敗するということになりかねません。

就農希望意志の強い方であればとても心強い方を知っていますが、その方は

「商売(小売り)も農業も同じで、売り先を固めておいて、何をどれだけ作るか交渉してから生産する。そうしないとどれだけ良いものができても売り先はない。売れない」と。
その通りだと思います。
腕を磨くための一番の方法は農家に修行に行くことですね。
そうすれば、生産方法のいろはから生活リズムまでわかるようになります。

「カンタンなわけにはいかないよ。」

と笑っていました。
何でもそうですね、お金を稼ぐというのは趣味ではだめですから、大変な仕事として考えるべきですよね。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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