気づけばこのメールで1,000回目となりました。
日記は毎日続くと思いませんが、ブログは毎日欠かさず書いてますねえ。
自分はそういうタイプではないので、自分でも驚いています。
まあ、なんてことのない内容ではありますが。
さて、そんな節目の回ではありますが、いつものように気づいたことを書いていきたいと思います。
先日、会社の同僚と話していたら、
「娘が会社を辞めてずっとうちにいるんだよね、まったく腹が立つ」
と言っていました。
どうしたのか聞いてみると、一度就職したけれど辞めてしまったそうで、その後もなかなか定職につくことができないそうです。
それで心配な気持ちが先に立ち、
「お前、そんなに家の中で引きこもっていていいと思っているのか!」
と言ってしまったそうです。
その話を聞いていて、自分も同じようなことをした経験がありましたので、その反省から、
「失礼ながら、それはやめたほうがいいよ。もっと引きこもるよ。そもそも”ひきこもる”という言葉が良くないよね。」
という話をしました。
相手(娘さん)も大人ですから、そんなことはわかっているんですよね。
でも、つい言いたくなってしまいます。
さて、そこにあるのは何でしょうか。
自分の中で増幅させてしまった”怒り”です。
自分の常識にハマらなかったので、怒りに変わってしまったんですね。
働かなければお金がないですから、自由が利きません。
そういうことが理解できて、親にも悪いなと思うようになり、自分の中で整理がついて動きはじめると信じて待つしかないと思います。
我慢してみているしかないです。
それよりも、親の”心配”という感情が先に立ち”怒り”をコントロールできなかったことのほうが心配です。怒りは頭の中をグルグル回って、どんどんと膨らみますからね。
自分の感情というコップに怒りが満ちてしまい、相手のコップに注いでいきます。
当然ぶつかります。
そこにさらに注いでいけば自分のコップは空になりますから気が済みます。
自分はすっきりします。
でも、相手のコップは怒りが満杯になったので、怒りに満ちてしまいます。
これは心に”キズ”という形で残りかねませんよね。
こうなると、なかなか動けないような状況になっていくと思います。
例えば本人が前進しようとしていたとしても、そこに余計なことを”圧(プレッシャー)”という形でぶつけてしまいます。
すると”まだ固まっていないやる気”に水を差してしまいます。
動けなくしてしまうかもしれません。
そうするとまた、それを見て親が「腹が立つ」という悪循環です。
これは良くないですよね。
自分の感情を抑える→見ないようにする→離れる・・・。
そういうことができるようになるのは本当に難しいです。
身内であればなおさらです。
でも、身内だからこそ距離を置いて我慢しなくてはならないですよね。
・・・難しいんですけどねえ。
関心は持つけど、立ち入りすぎない=”見守る”ということだと思います。
そんなことを見聞きしていると、
「どこの家にもいろいろなことが起きているんだなあ」と。
その時にどうやって対応するのか・・・。
自分もまだまだだなあと思いながら、日々葛藤しています。
さあ、今日もいい1日にする!