あまりいい言葉ではないが「ゆでがえる」という言葉があります。
熱いお湯にカエルを投げ入れると”アツッ”って飛び出すそうな。
でも、水から温めていくとゆだっちゃうそうです。
人はゆっくり変化していくものには順応していくから何も感じないんですよね。
例えば最近の気温。
30年くらい前に見たテレビでやっていたのは、
「地球のオゾン層が破壊されて気温が上昇し、北極の氷が溶けて海面上昇が起きる。そして、海水温度は上昇し、台風が大型化する。
その頃の気温は40℃まで上がるようになる。エアコンが暑さで壊れて人々は暮らせなくなるでしょう」と。今まさにそうなってますよね。
30年前に聞いたときは気温が40℃になったら生きていられないと思いました。なぜなら、自分の体感で40℃なんて想像できなかったから。
でも今はどうでしょうか。
毎年夏になると記録を更新する暑さになっています。
でも生きていられる、これは順応してしまっているからですね。
でもそれって、ゆだってしまっているんです。現に命を落とす人まで出てきた。
40年くらい前は30℃を超えると猛暑だと言われた。
それくらい違うんですよね。
自分の中でその基準をもち、何が出来るか、取り組むかを決めてだまってやる。
周りには道にゴミを捨てる人がいたとします。
それ、変に感情を入れず、黙って拾って捨てれば良いんです。
無心です。
自分で環境のためにこれをしようと決めたら、周りがどうとか一切考えない。
それはエゴですからね。
粛々とやる仲間が増えてくればきっと少しづつ変わってくる。
ゆでがえるから一人づつ脱却するということですね。
そんな気がします。
さあ、明日もきっといい1日になる!