
入交 昭一郎さんをご存じだろうか。
あのホンダF1全盛期の3000cc・V12エンジンを設計された方です。
先日、NHKのラジオでインタビューを受けておられてとても興味深く聴きました。
「そういえば、本田技研工業に入社はしたんですが、入社試験というものは受けていないんです。」
それぐらい学生の時から本田技研の設計部門に通い、「エンジンの開発をしたい」といい、いろいろな助言をもらいながら卒業されたらしい。
それから50㏄バイクレースエンジンの設計を任され、そこから頭角を現したらしいです。
F1のレーシングマシンを設計できるなんてすごいことです。
その後は本田技研工業の副社長にもなり、最近ではnvidiaが傾いたときに5万ドルを拠出して窮地を救ったらしいです。
スケールがすごいのですが、印象に残ったのは最近の若い人が新聞を読まないことを嘆いておられました。
会社によったら、自分で新聞を朝読んでこなければ幹部に登用しないところだってあります。
自分も地方紙と日経は読んでいました。
でも2紙のみ。
もちろん今でも毎日、新聞は届きますし、やめようと思ったことはないです。
入交さんが言われていたのは、
「自分も妻が施設に入っている間は新聞を止めていたんで、その間は読まなかったんです。タブレットで読んではいたんですが、うちに戻って新聞を取るようになったら愕然としたんですよ。」
新聞は自分が関心のある情報もそうでない情報も書かれています。
そして毎日届く。
それを眺めておくだけでも世の中の動きが俯瞰して読み取ることができる。
”愕然とした”のは、様々な技術革新が進んでいたこと、とおっしゃっていました。
たしかに今は技術革新も激しいし、AIに至っては驚くほどの情報を一瞬で出してくれますから。
若者への警鐘、アドバイスとして、
「新聞は読んだほうがいい。自分が好むものばかりネットで見ていると世の中全体で起きていることや情報を得ることができない。
結局偏った情報だけしか得られないから。」
たしかにそうですよね。
ネット社会の落とし穴は自分の好きなことだけを吸い上げようとしますからね。
これでは、偏るに決まっています。
嫌いな情報や自分と考え方が違う人の記事を読むことで、
「自分ならどうするか」
を考える力が付きます。
批判する必要はありません。
自分の考え方を整理し、自分の軸を作ればいいんです。
自分が是で、反対論者を非、とするようではいけません。
考え方をしっかりと持てばそれだけでいいんです。
いろいろ言いたければ、議員になって意見を戦わせればいいんですから。
さあ、今日もいい1日にしよう!