「人生は一度きり」
それは誰でもがわかっていること。
その中でいろいろなことを考え、毎日判断の連続の中で生きています。
自分が毎日判断している数は数万に及ぶといわれていますね。
そんな中でいろいろな出来事にぶつかります。
最近気づいたんです。
”人”の性格はなかなか変えることができません。
ここでいう“人”は自分自身。
思考のクセもなかなか変わらない。
でも、自分のことですから気を付ければ変えることができるんですよね。
最近気を付けようとしているのは物の見方です。
人は誰しもが、自分の正義で、価値観で、尺度で物事を見ています。
瞬時の判断というか思い込み、あるいはその人が好きか嫌いかによってもものごとの捉え方は変わってきます。
先日あった出来事は、まあメールでお願い事をしたのがいけないのかもしれませんが、えらい剣幕で怒りをぶつけられました。
「なんだろう?よくわからないな」
と思ったんですが、2日ほどしてからそういうことかと理解できました。
遅いですよね💦
自分はどうもそういうところが昔からあるんです。
頭の回転が早い人は瞬間的に理解して、パパっと返せますがそれは苦手なようです。
だから昔から「気をつけろ」と言われてきました。
足元をすくわれる、と。
それがわかる出来事はいくつも経験があります。
まあ、性格ですからね。
仕方ないとは言わないですが、変わらないでしょう。
そう思ったら気が楽になったんです。
今までは、割と肩で風を切りながら自分の正義を主張してきたのですが、ある時からそれに疲れてきました。
やはりそうやって歩くと風当たりは強いですからね。
今はそんなことはせずに、自分の手を広げた範囲の中で考えらえれるレベルにしています。
それでもけっこう手一杯。
今までは把握できないことがどれだけ多かったか。
仕事にしてもプライベートにしてもです。
「肩の力を抜いて~」というのはこういうことなのでしょうね。
力を入れるところと抜くところを考えればいいんですよね。
これはロードバイクで山を登る時も同じです。
いれるところと抜くところのバランスです。
これがうまくいくとタイムは伸び、最後に追い込めるようになります。
常にがんばるということはできないですからね。
人生も同じで、まんべんなくこなしているように見せつつ、このメリハリをつけることができれば一番いいですよね。
まあ、自分の場合にはそれができないので、バレバレですが。
でも、自分の正義で、値観で、尺度で生きることは大切です。
そこで大切なのは、自分のそれらを疑ってみる必要はあるということ。
自分が正しい、のではなく、あくまでも「正しいはず」なのでそれを疑ってみるとか違う角度から見てみることで判断軸は養われますよね。
年齢に関係なくそういう軸がしっかりしている人はいますね。
それなりにいろいろ経験している人です。
いくつになってもそういう自分を磨く気持ちは持ち続けたいものです。
さあ、今日もいい1日にしよう!