人の意識には「潜在意識と顕在意識」がありますよね。
先日おもしろい話を聴きました。
ぜひ一度考えてみてほしいんです。
Q1.自分がもっとこうなりたい、こうしたいというものをいくつでもあげてみてください。
Q2.その中で一番のものはいつやりたいですか?
Q3.では、それを今できない理由は何ですか?
Q4.それができないとなったらどんな気分ですか?
どうでしょう。
イメージできましたか?
Q4.の問いに対してどんな気持ちだったでしょうか。
それを解消する方法があるといいですね。
ここに上げた問いはすべて顕在化しているものを引き出しただけなんです。
顕在化したものだけ。
つまり、Q4.の気分、気持ちを解消する術があるとしたらそれはもう顕在化している。
でも、実際には氷山の一角、顕在化しているのは氷山の1%だといいます。
1%のことで喜んだり悲しんだり絶望したりしているとしたら?
どう思います?
この話を聴いたときにフッと気持ちが軽くなりました。
理由は、わけのわからない自分の中のモヤモヤがなぜなのかわかったから。
原因がわかったのではなく99%の見えない中に原因があるからモヤモヤしているということがわかったんです。
これだけでも目からうろこでした。
なるほどそういうことか、と。
ここからは自分の潜在意識と向き合ってみます。
人は潜在意識の中でいろいろなことを考え、判断し、決断しています。
これはすごいことだと思います。
なぜなら、その速さもそうだし、小さな選択をずっと繰り返しているから。
選択するときには潜在意識のなかで判断しているものも少なくないと思います。
でも、
その潜在意識に操られているとしたら?
それは大げさだとしたら、潜在意識にある引き出しから自動的に判断しているとしたら?
もっといろいろなことができるのに自分を枠にはめているとしたら?
もったいないですよね。
その答えは見えないですから。
自分が育ってきたり働いてきた環境下で作られた潜在意識。
これに支配されている自分。
そう考えることができるわけです。
これには思い当たる節があります。
「今の会社の常識が社会の常識ではない」
と言われたことがあります。
社員教育はしっかりしているし、どこに出て行っても恥ずかしい思いをすることはないはずです。
ところがそう言われた人がいる。
これはショックでしたが、早い話がその会社にしかいなかったからわからないことがあるということなんです。
仕方ないといってしまえばそれまでですが、そういうことは往々にしてあると思います。
でもそれが潜在意識に刷り込まれていたら?
ずれた人になってしまうかもしれませんね。
前に書いたことがある話ですがあたりまえの基準が違うという話。
これもよくあります。
自分はできるだけこのことは意識しているんです。
というのも、あたりまえという言葉の難しさを知ったからです。
その人のあたりまえと自分のあたりまえが違うことがあるからです。
仕事の上ではこれが命取りになったりしますから、確認は怠らないようにします。
特に業界の違う方と組んで仕事をする際は、お作法も違いますからね。
こういうことを意識していれば間違いは起きにくいと考えています。
ゼロにはならないですよね。
潜在意識。
これを自分の思うように扱えるようになれたら、いろいろなことが変わり始めると思います。
今の枠にはまっていたら、やりたいことは実現できないし、仮にできたとしても自分の理想とは違うモノになってしまう。
それでは実現したことにはならないですからね。
思い描いた通りの人生にする。
宣言したもん勝ちでしょう!
あとはやればいいだけ。
潜在意識を解放して、思い通りにする。
さあ、今日もいい1日にしよう!