ロードバイクに乗る時、この季節は本当に悩みます。
前日の天気予報。
「明日の天気は晴れ。最低気温マイナス3℃、最高気温5℃の予報です」
さて、この時に何を着るのが正解でしょうか。
天気は晴れ。
厚手のウインタージャケットを着たら・・・日中は暑いかもしれません。
かといって、薄手だと不安。
寒い状況は確実に体力を奪います。
だから汗をかきたくはない
どうするのがベストかというと、自分の場合はまず下から薄手のビブタイツの下にタイツを履いて、脚は少し寒くてもいいようにしておきます。
これは、動かすと熱をもち、暖かくなってきて寒さを感じなくなるからです。
では、上半身はどうするのがいいか。
これが悩みどころです。
下半身と違い動かさないので、基本的には寒い。
でも、動いていると暖かくなり、背中が汗ばんできます。
危ないですねえ。
狙いたいのはこの「少し暑いかも」の線です。
レイヤリングとしては、汗の抜けるアンダーシャツをベースレイヤーとして、その上にワークマンのメリノウールシャツを着て、その上にウインタージャージを着ます。
ポイントは、この上にベスト(ジレ)を着ること。
これで走り出してみて、暑くなれば脱いで背中のポケットへ入れます。
寒ければサドル下に付けてあるレインジャケットを出してきています。
この1枚が大きいんですよね。
風をさえぎるだけで暖かさが全く違います。
素材はぺらっぺらですが、効果は絶大です。
この薄いものを重ね着して体を動かしていると体が暖かくなってきます。
そして汗をかく前に脱ぐこと。
汗をかいてからでは遅いんです。
そこで脱いでしまうと、今度は汗冷えで一気に体温を奪われます。
これがこわいんです。
暑くし過ぎにないように、冷えないように。
この絶妙なラインが決まった時のバイクライドは快適ですから。
さて、厚着してはいけないもうひとつのわけは、体の寒さに対する”慣れ”を促進するため。
寒さに耐えられるようになれば何かといいことが増えます。
寒くても体のなかから熱を作ることができます。
お坊さんは寒くても薄着だし、裸足ですよね。
あそこまでにはなれないにしても、少しでも近づくことができたら生活するうえでもかなり楽です。
そのためには”慣れ”が必要です。
できるだけ薄着で行動し、慣れていくことで2月3月を楽に乗り越えていける。
免疫力も上がると思います。
寒さに負けず、外で動きましょう。
さあ、今日もいい1日にしよう!