今日も絶好調!

間違いをスルーすることは大切

だいぶ寒かったのが日曜日。
真冬のことを思えば極楽です。
この日は、バイクライドで確認したいことがあったので平地メインのルートへ。
サドルの位置を前に出したままなので、これが正しいのかいろいろ試したかったんです。
まあまあ今の正解なのでしょう。

さて、会社で気になったことがありました。
といっても、今は長野にいない人ですが、その人は他人の間違いに厳しかったんです。
誤字脱字から、発言の言い回しから、振る舞いまで・・・。
よく話をしていて、「そこはいいんじゃないの?」と自分が言っていました。
よくまあ気がつくものだと思っていましたが、驚くのは資料を一読すれば、抜け漏れも含めて確認してくれたんです。
かなり助かりました。
とはいえ敵に回すと面倒ですが、そこまで性格が攻撃的ではなかったのでその点は良かったですね。
弱点は、持論を展開することはできても、それを部下に教えるスキルは弱かった。
もう一つ驚いたのは、何年も前の出来事を昨日のことのように覚えていたんです。
部下は大変だったでしょうね。

そんな彼を苦しめたことがありました。
それは…加齢。
あるときから記憶力が驚くほど落ちたんです。
そうすると自分の強みだったことが弱みになる。
これは辛いです。
以前なら気づいたことに気づがなくなる。
潔癖に近かったのがそうでもなくなる。
周りからすれば楽ですが心配になります。
そして、メモ魔になりました。
書くことで忘れないようにするんです。
でも、今度は書いたことを忘れてしまうこともあるようで苦しんでいました。
彼のことをディスるとかそういうつもりで書いているのではありません。
自分が完ぺきになろうとすると辛くなる時がある、という話です。

もうひとつ、ありがちで自分が気を付けていること。
それは、人の作ったものをダメ出ししたり、よくないという時の言い方です。
「そうじゃなくってさあ、この言い回しじゃなくてこうしてくれる?」
「この書き方だと伝わらないんだよね。」
というのはだれにでもできるんです。

一番大変なのは何もないところから何かを生み出す力。
今の時代に求められるのはそういう人財なんです。
話をしながら新しいアイデアが浮かぶことは結構あるし、整理できることもある。
相談したり、されたりする関係は年齢は関係なく大切です。
年齢に固執することがないのでとても楽です。

一人で考えた企画が素晴らしいとしたら、それをみんなでブラッシュアップしたらとんでもなく素晴らしいものになります。
これをわかっているかどうかで、余計な一言も言わずに済むんです。
人の世は、言いたくなったことがあった時に言わないように我慢することも時には必要ですよね。
人を育てたいならなおさらです。
自分の持っているものが正解とも限らない。
特に経験を積んだベテランになるとなおさらです。
考え方が古いので。
さらに変なプライドは邪魔にしかならないから。

社会人一年目の若者から教わることは山ほどあります。
素直に頭を下げて教えてもらう姿勢が大切ではないでしょうか。
なぜなら自分が忘れてしまったものをたくさん持っているし、知らないことを知らないと言える強さを持っているから。
それは本当に彼らにとって武器なんです。
感じたことをたくさん教えてもらいたいです。
学生時代に学んだこと、勉強だけでなくアルバイトで学んだことも。
間違いのひとつやふたつ、あっても気にしない。
いくらでも失敗していい、それくらいの度量があったほうがいいですね。
それが大勢に影響しないなら、議論が止まることの方が問題でしょうね。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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