今日も絶好調!

年齢が上だと・・・?

少し大きな組織にいるといろんな勉強をさせてもらえます。
今日はそんな話から。

自分が入社した頃、まあ30年以上前なんですが会社の部長といえば「偉い人」。
何が偉いかはわからないけど、その人の言うことは絶対的だった。
それでも自分は、「わからないことはわからない」と言ってしまうタチだったので、反対にかわいがってもらいました。
その頃は、何か考え方が素晴らしいから部長なんだろうと思っていたんです。
いえ、多分そうだったんだと思います。
自分が歳を重ねて学んだことは、役職が上位だから”偉い”ってことはない、です。

それは”役割”です。

その役割をこなせるか、責任を果たせるか、が役職の尺度。
あとは視野の広さですね。
目先だけ見ていたら、課長職と変わらない。
視野を広く持って、時には俯瞰して戦略を考える。
それができるからその役割をやっているんです。
なんだか間違えてしまう人もいますけど、下はよく見てますからね。
少しでもほころびが見えたら噂になる。
役割とはいえ、シビアなものです。
もうひとつ、役割が上になると・・・間違える人がいます。
ん~、勘違いとも言いますね。
偉いと思ってしまうからか、自分の部門で出た問題を課長職に背負わせて表に出ない。
・・・見られてますよ〜。
課長職に現地へ行かせて、現時点で何が起きているのか確認させて、判断材料を持ち帰らせる。
その上でどう対処するのが最適か判断するのが上位職の仕事ですよね。

「偉い」

という言葉には昔から違和感を持っていてどちらかといえば嫌いです。
人には上も下もないはずですから。
違うのは年齢と経験値。
経験は自分でいいことにも悪いことにも積極的に取り組んだかどうかで軸が決まります。
逃げたら軸はできない。
たがら、判断がブレる。
これは下からの信頼を得られない一番の原因です。
逃げた人は、・・・ダメですよねえ。
立ち向かった時もどう判断するのかみられていました。
どう転んでもいいのですが、その出来事で部長や課長は部下から値踏みされていることを知るべきです。
でも、何をするのにも経験値が必要ですよねえ。
だから簡単には、部長になれないんですよね。
偉いのではなく、えらい(大変な)仕事だというならわかります。
そういうことなんですよね。
人ですから新入社員からも学ぶことはあります。
本気で頭を下げて教えてもらうことだってあるんですから。
それを教えてもらう代わりに営業という仕事を教えるギブ アンド テイクでいいと思うんです。
もっとも教えてすぐにできるものでもないんですが。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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