これはよく言われる話です。
変にまじめとか、バカ真面目とも言われます。
これを誉め言葉として取っている人がいますが、
・・・間違ってますよ~
他に言葉がないので”やさしい”といっていただいていますが 、自分からすると無関心、どうでもいい、関わらない、そう見えてしまいます。
ただそばにいていろいろ言わず、いいよいいよ~といっているだけの様な・・・。
本当のやさしさは、厳しさと一体のもので、厳しさがなかったら何もしていないだけのように思います。
なので、このやさしいよね~といわれるとまったく喜べないんです。
会社組織においてはこの”厳しさ”は必須といってもいいものです。
これがないとどうなるか。
活気のない、達成感を味わうことのない組織になってしまいます。
やはり厳しさがあってお互いを励ましながらの組織はやがて大きく飛躍していくでしょう。
NHKの番組で「魔改造の夜」がありますが、いつも見ては感動します。
先日の回では、
「今のままではモノづくりができなくなってしまう。」
「ものづくりをなめてた」
といっている技術者の方がいました。
「今本気でひとつのことをやり切って、新しいことにチャレンジしなくなってしまう。ダメになってしまう」
とも言っていました。
今は、今までの財産を持つ企業がたくさんあります。
それで食えているうちはいいんです。
でも、食えなくなったとき、何が残るんだろう。
なにもチャレンジしなかったらその糸口さえわからない。
だから、皆が結束してどうしたらできるのかを侃侃諤諤と議論しながら形にしていく様は毎回ウルウルしてしまいます。
厳しさがあり、やさしさがある組織。
そういう組織は伸びると思います。
苦しさも皆で共有しているから。
さあ、今日もいい1日にしよう!