「ありがとうございます、では9月5日の15時に伺います。」
この時、何を考えるでしょうか。
もちろん、時間の約束はできたから持って行く資料の用意をするのはもちろんです。
でも自分は、ある時からそれに加えて、遅れないこと(あたりまえですが)と最小限の時間でいい商談をしたいと意識するようになりました。
なぜか?
それは”相手の時間をいただく”からです。
これってどういう意味でしょう。
先日こんな話を聞きました。
ひとつの題材で考える時間があったようです。
あるお客様にデモンストレーションの時間をいただき、お客様に説明している時に質問をもらいました。
とても良いお客様なのですが、あまりにも返答に時間がかかり、返答も的をいないものだったらしく、
「もういい、帰ってくれ!」
とお叱りをいただいたようです。
この時にどのように考えるべきか、というのが設問のようでした。
お叱りをいただく時点で大きな減点ですが、そのデモンストレーションをおこなった人は”何を”考えていたのか。
先方の時間を奪っている、という意識があったかどうか。
せめて確認事項として、まず最初に全体の説明をできなかったのか。
状況がいろいろ想定できますからこれ以上は書きませんが、人の生きている時間を共有いただいていると考えれば事前にやることがたくさんあるはず。
お客様にとっては”命の時間”ですから、怒るのも無理はありません。
そういう意識がないと商談はうまくいきません。
だから、準備は怠らず、説明も丁寧にする必要があるんです。
過剰にする必要はないですが、せめて先方の期待をいい意味で裏切りたい。
それが事前準備から当日までにできることだと思いますね。
「約束」という言葉にはそれを起点としてとても重いものを背負う、ということは考えていた方がいいと思います。
相手の期待をよい意味で裏切ることができるか。
そのために必要なことは何か、を徹底的に考えること。
ここでものを言うのが「想像力」です。
相手のことを考える想像力。
これは仕事というよりは、プライベートのことで磨きたい。
特に自分はプライベートの想像力が弱いので鍛えたいですね💦
さあ、今日もいい1日にしよう!
※時間に遅れないこと、についてですが実際にすべての時間に遅れていないかについては・・・遅れてしまうことがあります。すみません。