毎日暑いですねえ。
心配なのは雨が降らないことです。
雨が降らなければ育つものも育たない。
秋の収穫のころになるとまた不作だったというニュースが流れそうです。
さて、約束の話です。
自分は営業なのでこの時間に関してはいろいろ経験しています。
もちろん苦い経験も含めていろいろ。
信用されるかどうかは、実はこの時間の約束が一番大きいように思います。
まずその時間に必ずいること。
少し早く行って待ってるくらいがベストです。
仕事上前の商談が伸びることもありますから、その場合は早めに次のお客様に連絡しておくこと。
まあ基本です。
むかし5分遅刻したことがあって、そのときはスマホがない時代だったので電話せずに行ったんです。
そうしたら、そのお客様は会っていただけませんでした。
あたりまえですよね。
今ならそのことの理由はよくわかります。
時間というのは、その人の「命」の時間。
それを自分はいただいて話をしたいと申し込んだわけですから、無駄にされたらそれが10秒でも怒ります。
当時はそれがあまりよくわかっていなかったのですが、平謝りしてゆるしてもらえました。
もうひとつは遅れると「すみません」から入らないといけないということです。
すみません、から入った商談は苦戦します。
こちらに主導権がないような気がしてしまいます。
ですから、時間は守る。
提出するものがあるなら、あらかじめ机に出しておいて相手を待たせないようにする。
短時間で終わる商談は一見浅いもののように見えますが、中身が濃ければお客様にとって有意義なものになります。
その時に意識すべきは、相手の時間を奪うかもしれないということ。
これは、いい内容であれば満足になりますし、そうでなければ奪うことになります。
万全の用意をしていてもうまくいかないことはあります。
でも、それを減らしていくことが大切なんですよね。
準備の時間も「命の時間」ですからね。
趣味の時でも同じです。
待ち合わせの時間は守る、遅れるなら連絡する。
遅れた時点でどうすれば相手にとってベストかを考えられるか、がその人の思いやりの有無につながると思います。
㋐遅れたけど大急ぎでそこへ行くんだからいいだろう、
㋑遅れてしまいそうだ。連絡して先に行ってもらおう。
これって天と地の違いです。
おごりがあってはいけないと思います。
時間の話ではないのですが、「おごり」については、おもしろいことを経験しています。
自転車は道路の左側を走ること。
これは道交法で決められています。
車とルールは一緒です。
でも・・・、
みなさん、自転車が走っていたら思いませんか?
「おいおい、邪魔なんだよなあ、こっちは急いでるんだよ。」
わかります、とっても。
でも、これを理解しているかいないかで自分の安全に降りかかるリスクが変わるんです。
自分はいつも後方の車を気にしています。
小さなミラーをつけてあるので車が来ればわかります。
広い道ならいいのですが、よくある一般道では対向車が切れたところで大きく手を回して後方車に先に行ってもらいます。
このときもちろん自分は少し減速。
するとお互いのリスクが減るんです。
先日は、下り道で少々ワインディング。
抜く方も嫌だろうと思い、こちらが加速。
まあ、ロードバイクは車に近いスピードが出ますからね。
一応邪魔にはなっていなかったはず。
道がまっすぐになったところで合図して抜いてもらいました。
こうすれば、車の方の嫌悪感も少しは減らせるかなと。
これがおごった態度だと・・・。
「自転車だって車と一緒なんだからくるまに邪魔者扱いされる筋合いはない!」
こういう人もいるんです。
でも、こういう人は往々にしてムリな追い越しをされて怖い思いをしたり、道で幅寄せされたりと、怖い思いをします。
自転車はウインカーがない代わりに両手を使えますからコミュニケーションをしっかりと取れば抜いていくときにハザードランプを出してくれたり、「プッ」と鳴らしていってくれたりするんです。
自分が車に乗ってる時のことを考えたら、なんとなくわかりますよね。
邪魔だなあ、とは思いませんが、急に曲がったりしないよな?というような心配はしますから。
約束の話とおごりの話。
どちらも相手のことを思いやる”想像力”なのだと思います。
もちろん自分がすべてできているなんて思っていません。
でも意識していることはとても大切なことだと思います。
さあ、今日もいい1日にしよう!