
先週までは文字通り死んでしまいそうな暑さでした。
あまりこういうことは書きたくないですが、本当に暑かった。
例えば何かあって外で倒れてしまったら、意識がないまま脱水症状になってしまうので本当に危ないですね。
体調管理には十分気を付けましょう。
外は雨が降っていますが、まだまだ夏は終わりません。
暦の上では立秋が過ぎ、夏祭り、花火大会が終わっていくと秋だと言われますが、これだけ暑ければそう簡単には終わらないと思います。
11月になるとスイッチが切り替わったかのように冬になります。
四季が本当に無くなってきたと感じます。
この季節、モモやブドウやリンゴが店頭に並ぶようになります。
ところが、暑すぎるのと雨が少ないために小ぶりだと聞きました。
葉っぱはしわしわで、昨年までに見てきた青々としたものとは違っています。
これでは光合成が不足すると思いますね。
栄養がいきわたらないから味も変わってきてしまうように思います。
それにしても雨が少ないです。
これは長野だけではなく米どころはもっと深刻です。
7月の上越は、1ヶ月で0.5㎜しか降らなかったとか。
異常ですね。
この分でいくと・・・お米は不作になり、野菜や果物の値段は上がっていくでしょうね。
なんとも心配です。
国としてのお米の話はいろいろありますからここでは触れませんが、おそらく春になるとまたコメ不足が問題になるように思います。
時間を50年ほど逆回ししてみると、この季節は緑の木々が生い茂り、まさにトトロの世界は見たことがある光景です。
この景色は今でも見ることができますが、ところどころ枯れているのは以前と違うようです。
田んぼは水を切らすことなくキラキラしていて、いかにも元気そうな姿をしていました。
虫はあちこちに飛び回っていたし、自由に虫取りできる環境がありました。
6月はホタルをかごに入れて家の中の電気を消して、目の前で光る姿をしばらく見ていました。
あれは幻想的でした。
7月はカブトムシやクワガタを取りに虫取り網をもって山へ。
鳥やセミの声で耳が痛いほどの音量。
見つけたときは宝物を見つけたようなうれしさがありました。
今は全体的に数が減った印象です。
ハエやゴキブリも減っている。
そしてそれを捕食する鳥も減っている。
暑いので蚊も今年は減っているように思います。
これはいいことです。
人が快適になれば、それだけ減る存在もある。
減っても問題がないならいいのですが、食物連鎖が崩れると必ずおかしなことが起きてきます。
今年はクマがいろいろなところに出てきて困ります。
今まで出てこなかった里にまで出てくる。
山手に住んでいる人たちは「前からいるよ」と笑い話でいいますが、あれだけニュースで取り上げられるようになったということは圧倒的に数が増えているからです。
クマは大きいですが、とても俊敏なので追いかけられたら100%逃げ切れません。
森のくまさんの同様のようにかわいければいいのですが、本物はやることがかわいくないのでどうやって逃げるかを考えておかなければいけないです。
一番は会わないことだとガイドの方が言っていました。
いやそれはそうなんですが。
食べても美味しくないよと教えたい。
さあ、今日もいい1日にしよう!