今日も絶好調!

自分が育った地へ

会社の話です。
この写真は、ツアー・オブ・ジャパン南信州ステージが行われる長野県飯田市。
今でこそ焼肉の町、と言われて活気がありますが、自分が知っているこの街は人口あたりの飲み屋件数が全国一だった頃の話。
今は完全に焼肉に置き換わりました。

この地は、自分が30年以上前に会社へ入社したころ、一番最初に担当した場所です。
当時からここはお客様のあたりが柔らかく、こちらが一生懸命話をすると熱心に聞いてくれました。
でも、買ってくれるかというとそれは話が別です。
なかなか財布のひもは固かったです(笑)

当時自分が売っていたのはオフィスコンピューター、略してオフコンです。
何日か前に書きましたが、カタログすらない商品。
言うなれば、”自分がカタログ”です。
それを提案して、売っていた一番最初のエリア。
ここは、言葉が独特でとても人懐こい感じです。
それこそ前回来たのはいつだっただろうか、と思うくらい前なので、新鮮さとうれしさがありました。

今回は、同行営業の依頼です。
早朝6時に家を出て、一路高速のインターへ。
家から2時間半かかるんです。
長野県の広さがわかりますよね。
2時間半、高速を走っても長野県からは出られません(笑)
この移動時間は本当にもったいないんです。
電車なら本を読んだりできますが、車を運転しているときは何もできないですからね。
往復5時間以上のその時間はもったいなくてやりきれないんです。

飯田の事業所へ行き、勉強会からスタート。
お客様への紹介方法を話し、ツールを託してそれぞれお客様先へ移動。
行く先々で話していただける飯田弁に思わず笑みが。
うれしかったんです。
自分が何もわからずに担当していた時代のことを思い出しながら。
当時は、500万以上するシステムが結構売れていました。
そのときのことを思い出すといろいろなことを勉強させてもらったなあと懐かしくなりました。

商品を紹介するツールがないのに、高額のシステムを入れていただくには自分がその業種の業務に対して精通していなくてはなりません。
しかし、研修から戻ったばかりの自分にはそのスキルがない。
ソフトウェア会社の社長にいろいろ教えてもらって、それをお客様に話して検証してみて。
その繰り返しで、様々な業種のぎょうむをおぼえることができました。
その当時覚えたことというのは忘れないものです。
そのスキルのおかげでここまで生きてこられたといっても言い過ぎではないと思います。

「買ってくれなくていいので、御社の業務を教えてください」

このトークで何件も訪問しては教えていただいた時代です。
買ってもらいましたけどね。

レトロな駅があるところへも行きました。
懐かしすぎました。
しっかり一日営業して帰ってきました。
一生懸命仕事して悩んで、考えて、笑った経験は宝ですね。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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