何度も言いますが、まだ6月です。
そして、梅雨明けもしていません。
ところが、
昨日の気温は36度まで上がりました。
吹いている風は熱風でとんでもない暑さでした。
ただ、朝の時点で天気予報を見て、そうなるとわかっていても、家にじっとしてはいられない。
いつも通り、朝からいそいそとロードバイクで出かけました。
行き先は戸隠経由白馬です。
距離は108km、獲得標高1855メートル。
頑張ればそれなりのペースで登れるルートだと思います。
この時期ならそんな強気なことを言えるんですが、そのスイッチがまだ入っておらずひたすら辛い。
あまり途中で止まりたくなかったので、お昼のコンビニ以外はできるだけ走るようにしました。
辛いのはもちろん筋肉ですが、そこにこの暑さが追い打ちをかけました。
いつもならこういう弱音を吐くのは8月なんですが。
白馬でも32度ありましたから、昨日は相当暑かったですね。
まだ湿度が低いので、白馬方面を走っている時は良かったのですが、長野市内に戻ってくるルートはだんだん吹く風が熱風になり、時間がちょうど2時ごろだったこともあって暑かったですね。
でも、この暑さにはなれておかないといけません。
大会は9月。
まだまだ暑い時期です。
スイムはいいとして、バイクで暑さと戦い、その時点で結構体内に熱がこもりますよね。
そこにランです。
毎年具合が悪くなっている人を見かけます。
昨年は、血が沸騰するような感覚になりました。
暑くて体温が上がるのがわかる。
でも上げてはいけないから、ボトルの水をかけながらバイクはしのぎ、ランはエイドステーションすべてで水をかぶりました。
そうしなければ、熱中症になりますから。
もちろん、飲んで体内から冷やすことと汗で出た分を補給しなければ、やはりこれも熱中症になります。
たまにぜんぜん飲まなくても平気という人がいますが、体の中は悲鳴を上げているでしょう。
大会中は大丈夫でも、普段の生活に支障が出るほうが怖いです。
細胞レベルでのダメージは治りにくいですからね。
そういうことを真剣に考え始めたのは、ロングライドをやるようになったころでした。
バイクは風を切るので、自分の体内が異常値になっていることを感じにくい。
ふと気が付くと汗をかいていないんです。
これは相当まずいですよね。
学習しないためか2,3度そうなったことがあるのですが、これは自分の場合、危険な状態で水を飲んでも吸収しなくなっています。
そうなると、水分の吸収が追い付かないので一気に深部体温が上がる感覚です。
こんな時は、やはり水をかけながら冷やします。
そこで無理をするとどうなるか。
まったくパワーが出ず、やっと走れるだけ、になります。
まあ、休まないとダメな状態です。
倒れたら大変なことになりますから。
走れる人やこれまであまり気にしてこなかった人、一気に水を飲んでしまう癖のある人は要注意だと思います。
ふだんは感じなくても、長い距離をランで、バイクで走る時はこの補給はとても大切になってきますよね。
喉が渇いたと感じてからでは全然遅いですから。
これだけ暑くなってくると、カラダを長く使えるようにしておくためにも、自分のカラダを観察して水分が足りなくなってくるとどうなるのかは覚えておきたいですね。
自分の場合は腕にゴルフボールのような凸凹が浮かんできます。
そうなったらすぐに水を飲みます。
ポイントは少しずつ飲む。
そうしないと必ず後悔しますから。
一気に飲むと、汗がブワーっと出てきます。
これが最悪で、ミネラル分が出てしまうんです。
見た目には、着ているジャージが塩だらけになります。
一度真っ白になった仲間を見ましたが、気の毒なほど口数が少なくなり、いつもなら先頭をガンガン引いていくのに、そのときはまったくついてこれなくなっていました。
翌日以降のダメージがやはり気になりますね。
気を付ければいいことなので、楽しく暑さに負けず、外で動きましょう!
さあ、今日もいい1日にしよう!