今日も絶好調!

新入社員は活躍中ですか?

旬ですから、この話題を。
自分の勤める会社は現在新卒社員が今月末まで研修をやっています。
配属は6月1日付。
2日の全体朝礼では、しっかりと、でもフレッシュな挨拶をしてくれると思います。
この時期は楽しみなんですよね。
元気な声が聞こえてくると、こっちまで張り切りたくなるのですが、暑苦しいと言われるのでやめておきます。

ラジオを聴いていたら、とんでもない話が入ってきました。
現時点で、来年の新卒者は90%以上内定をもらっている。
さらに現在の3年生ですら、すでに内定者が半数を超えている・・・?
まあ、罰則規定のない紳士協定ですからこうなっても仕方のないことではありますが、本来であれば6月1日が解禁日ですから内定を出すのもこの日以降であるべきです。
ただ実際には早く学生を押さえないと採用ができなくなる、という危機感が企業側にはありますから”ジレンマ”ですよね。

日本の場合、人口グラフが逆三角形ですからできるだけ人財を確保して、いい社員を増やしたいというのがどの企業でも考えていることですよね。
ところが実態から言えば、どの企業も思った人数を採用できていない。
少ない砂山を大きな波が押し寄せたらあっという間ですよね。
いつもそのイメージを持ってしまいます。
企業側はそれだけ貴重な人材ですから責任ある教育をしてほしいと思います。
昔ならたくさん採って、使えなければ切ればいいという考えがあったと思います。
でも今は時代が違いますから、そんなことはありえません。
ところが、まだ育成プログラムがあまりしっかりしていなくて、新人が暇すぎてやめてしまうとか自分の価値を感じる前にメンタルを壊してしまうというような話も聞こえてきます。
自分が入社したころは、先輩と同行してその背中を見て盗んで覚えたものですが、今そのやり方は通用しません。
時代が違うんです。
きちんと教えて、実践してもらって、というステップを踏むんです。
甘やかすのではなく、丁寧にやることで適性を見極めてアンマッチ、ミスマッチを防ぐということです。
昔はたくさん採っていますからいなくなっても困らなかった。
そんな時代もありましたねえ。

同期は10人以上いましたが、気づいたら自分一人になっていました。
信じられません。
昔は絵に描いたようなブラック企業でしたからやめても無理はなかった。
それが、ある時メディアでたたかれて、採用辞退者も出て一気にホワイト企業に進んでいきました。
今では有給休暇取得率70%が目標値です。
昔は休むための理由を考えるのが大変でしたねえ。
同僚の中に祖父祖母の葬儀の数が合わないのがいました。
結局バレて大目玉を食らっていました。
会社で祖父母の場合、弔電を出しますから記録が残っているんですね。
ウソをついてはいけないという例でした。

世の中の若手社員の皆さんには、わからないことはわからない、といいひとつひとつ覚えて行ってほしいと思います。
即戦力という言葉がありますが、全然焦る必要はない。
社会人として1,2年目は基礎固めの年次。
即戦力になったほうが自分が知る限りでは壁にぶつかって悩みます。
基礎ができていないから。
じっくりと、ゆっくりと進んでいってほしいです。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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