今日も絶好調!

今までの常識を疑っていますか?

ハンドルのついていない車が町中を走り回る。
空を走ることのできる車が自由に走る。
どこの国の人とも自国の言葉で話せば通じる。
電話を持ち運ぶのがあたりまえになる
これらは50年前に「近未来はこうなる」という図解に書いてありました。

まさに今の時代は、このときに予測されたものがいくつもできて、普通に使っていますね。
今日考えたいのは、今までの常識を疑っているか、今一度見直してみたいということです。
まず、個人所得。
いきなりですが、ものではなく、お金の話です。
昇給というのがありますが、それをのぞいて増えているかどうか考えてみます。
すると、増えてはいるが微増、というようなことがみえてきます。
日本はデフレに陥ってしまったため「安いものはいいものだ」というよくわからない魔法にかかってしまいました。
考えてみればあたりまえですが、安いものを作っていて給料が上がるか、です。
上がりようがないですよね。原資がないんですから。
それでも昇給したのはなぜか。
それは販売量を増やし、原価を削り、出来るだけ粗利が増えるようにしただけのこと。
結局”原価を削り~”のところで仕入れ先と交渉しているので、仕入れ先の給料は上がらないですよね。
ちょっと荒っぽい考えですが。
そして自分たちは、見かけ上の利益を増やしているだけなので、販売量が落ちれば結果としてもとの状態に戻るわけです。

利益が薄いから、所得は上がらない。

困りますよね。
これをずっと見てきたので、何ともバカバカしいなあと思っていました。
原価は年々上がる。
それに伴って売価も上がる。
そして、経済の流れで見ると日本はずっとモノの値段が変わらなず、それでも品質がいいので、海外から見れば

なんていい国だ!

と思っていたに違いありません。
そして30年。
気づけば諸外国よりも所得が低い、「安い国」になってしまいました。
外国の皆さんは物価が高い国から来ているので、日本のものが安くてしょうがない。

安いですねえ~。

外国人向けの宿泊施設や食事などはびっくりするくらい高い。
でも彼らにしてみれば普通なので、なにも思っていないはず。

今の日本はようやくインフレになったので、物価が高くなっている。
ということは、粗利が稼げるようになってきた・・・といいたいところだが、原材料の増加による売価アップ、なので粗利は増えていない。
これが大問題。
純粋に利益が増えて、企業の営業利益が増えれば社員に還元されるはず。
そうなるまでには3年はかかりますよね。
物価が上がっている中で3年はつらいですね。
我慢しないと・・・。

我慢。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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