
昔、上司に言われたこと。
「自分の思いを伝えたかったら、100℃じゃだめだ。汗をかいて塩を入れて120℃にして伝えないと100℃では伝わらない」
思いの伝え方、で言われたことです。
たしかにそうなんです。
自分は暑苦しいほど、熱量をもって話すとよく言われます💦
でも、先日Youtubeで武井壮さんが大学生に話しかけている動画を見て感動したんです。
あの方は有言実行で、「自分にできないものはない、やり方さえわかればできる」と公言していますが本当のことなので嫌味はないんです。
ただ熱量がすごい。
でも、その動画では淡々と話していました。
ものすごい説得力でした。
伝え方だけでこれほど違うかと・・・。
相手の聴く姿勢も大切ですが、伝え方で熱が伝わる。
ただ熱く話すだけではだめなんです。
聴き手が飽きますからね。
それにしても淡々と話して、あれだけ学生を惹きつけられるのはさすがだなあと感じました。
熱いものをもって、冷静に話ができればもっと浸透させられるのかなあ。
大切なのはそういう熱い心です。
それを浸透させるためにシナリオを作って話せるか、です
以前「これならみなわかってくれるだろう」と図解入りでホワイトボードに書きながら説明したことがあります。
自分的には”過去一番わかりやすい”・・・はずでした。
ところがどうもその後、皆がやってることがおかしい。
そこで聞いてみると、
「え?そういう話でしたよね?」
自分は耳を疑いました。
そして、他のメンバーにも聞いたんです。
すると、自分の伝えたことがわかっていたのは6人中2人だけ。
そんなバカな・・・。
そのときから自分の伝え方を考え直しました。
気持ちばかり先走っているのではないか。
結局のところ相手に自分の思いが伝わらなければ、相手の時間を奪っただけになってしまう。
絶対にやってはいけないことです。
相手の一生分の1時間と考えると重いです。
大きく反省し、自分に酔っていたことを理解し、話しながら確認することにしたんです。
そうしないと、理解してもらえているか不安に感じるようになりました。
熱量を抑えながら、淡々とわかりやすく説明する方が会社の中にもいます。
さらに相手を惹きつけるのがうまい。
そういう方の話方、トーン、山の作り方を学んで自分のスキルにしたいですよね。
伝えたことが大切なのではなくて、伝わった、ことが大切です。
さあ、今日もいい1日にしよう!
