先日のハーフマラソンでは、今までにないほどいろんなことを考えた大会でした。
一般人の、それも特に記録にも残らない人の話ですから興味もないと思いますが、こんなことを克服している人もいるんだなあと見てもらえればと思います。
昨年9月のトライアスロンの大会以降、息苦しくてどうにも長く走れなくなり、仕方がないのでひたすら歩いていました。
歩くのと走るのではまったく運動量が違う。
そんなことを考えながらも走れないものは仕方ない。
ただ我慢が足りないのか?
そんなことも考えましたが、どうも違うようだ。
ただ、バイクライドでは問題ない。
坂を上るにしても、いつも通りのペースで行けば当然苦しいわけですが、これは耐えることができる。
ならば、なぜ走ることだけがここまで苦しいのか・・・。
呼吸に関する本も読みました。
いろいろ試してみたものの目覚ましい変化はなく、月日だけが過ぎてしまいました。
そうなると気持ち的には焦りしかなくなってきます。
少し走っては止まってみたり、また歩いて、走って・・・。
少しづつ距離を伸ばしながら、いろいろ考えながら走って、歩いて。
そして2月になってから、少しだけ長く走れるようになったんです。
そこで、まず10㎞走り、その翌々日に15㎞走ってみて。
でも、まったくペース走にはなりません。
というかできないんですよね。
それはそうですよね、全く走れていなかったので、ペースも何もあったものではなくただ距離を伸ばせただけ。
不安だらけで大会の日になったんです。
大会前の夕食は特に変わったものは食べずに、翌日のために消化の良いものを食べて就寝。
その深夜、謎の腹痛に襲われ、冷や汗で起きました。
こんなことは過去には無かったことなのでまずは驚き。
トイレに30分以上入っていました。
このときにもいろいろ考えていました。
「まずい、これで明日走れるのか?いや、この腹痛は食あたりだろうから、腹の中が空になれば治るはず。
それなら朝起きてから薬を飲むことで大丈夫なのでは?」
腹の中が空になった感覚があり、冷や汗もおさまったのでそこからもう一度寝ました。
朝になり、朝食を食べながら体調チェック。
薬を飲めばなんとかなりそうな感じ。
そしていざ、会場へ。
気温は低く、腹痛を起こした身としては不安がよぎります。
ウインドブレーカーを着るかどうか悩みながら、結局着ずにスタート。
ゼッケンを風よけにして、できるだけ冷えないように対処して。
まずは、トイレの位置確認。
ある場所を確認しながら、体調を自己チェック。
「よし、ここは問題ない」
次は給水。
飲んでいいのか?
いや飲まないと持たないだろ。
でも、冷えるよ。
そんな自問自答をしながら少し飲み、走り出す。
一緒に走ってくれるパートナーがいなかったら、たぶん完走できなかっただろうと思います。
これほど心強いことはありません。
フルマラソンを走ることのできる脚を持っていますからね。
足を引っ張ることを覚悟で一緒に走ってもらえました。
春のランニングフェスティバルは、ハーフマラソンの大会ですが、毎年3月中旬の土曜日に行われています。
この季節はまだ花も咲いていませんが、ただ冬の北アルプスを遠くに見ながら走ることができる良い大会です。
遠方から泊りできて、翌日は観光をして帰るのもいいと思います。
ただ、今年は大会の午後から雪になってしまったのでもったいなかったのですけれど、昨年まではポカポカ陽気でとてもよい景色を観ることができました。
場所は松本空港の横にあるやまびこドーム発着で空港の周りにある公園を2周する特設コースです。
ですから、一般道を一時的に封鎖するような必要がありません。
その分エントリー費も安いのではないでしょうか。
この大会が終わると春が来る、そんな感覚です。
なんとか2周回目に入り、あと半分になったころタイムはすでに1時間を過ぎていました・・・。
あ~、過去一で遅いかも。
そう思いながら、もう一度同じルートを走ります。
なんとなく人の数が減ってきて、その時気付いたんです。
「あ、ペースが落ちているんだ・・・」
まあ、そんなことに気づいてみたもののペースは上がりませんからね。
”ゴールまであと〇キロ”の看板を見ながら、歩を進めました。
今回はそもそもスタート時点で不安な要素がいっぱいだったのですから、ここまで走ってこれただけで満足でした。
走り切ることだけを目標にして、とにかく前だけを見る。
そして最後の上り坂を無事通過!
あとはやまびこドームのスタート地点へ飛び込むのみ。
パートナーに引きずられるようにゴール(笑)
「いやあ、よかった。ありがとう!」
これは本当に感謝しかありませんでした。
今年の初戦はボロボロでしたが、克服の糸口が見えたのはよかったんです。
脚を止めることなく完走することができて本当に良かった。
ここからランニングに集中して取り組みます。
さあ、今日もいい1日にしよう!