何かスポーツされているんですか?
「マラソンやってます。」
「大会とか出てるんですか?」
「たまに、ハーフとフルを。」
「あ、本気でやっているんですね。」
そういう会話を聞くことがあって、体を動かす人が増えたなあ、と思います。
自分の場合、「トライアスロンやってます」というと、
「え、絶対ムリです。凄いですね」
と言われることがありますが、そんなことはないんです。
フルマラソンのほうがよほどきついですから。
もちろん、ロングディスタンスの大会となると、ランは42㎞ですが・・・。
佐渡のBタイプはランが21㎞。
これぐらいがたぶん楽しめるレベルです。
ロングになると、普段からの練習でかなり工夫しないと厳しいですね。
スキマ時間を使って、自分に向き合って練習練習。夏は暑熱順化で暑さ対策をする。
これがきついですね。
スイム4㎞、バイク190㎞、ラン42㎞。
これを聞くと
「いや、ムリでしょ。」
というのはわかります。
でも、スイム1.5㎞、バイク40㎞、ラン10㎞ならどうですか?
「それならいけるかも!」
って思いませんか。
あと問題になるとしたら、エントリー費と機材(バイクやウェットスーツ)ですね。
3種目やるので、簡単に言えば運営費が3倍かかる。
道路占有許可やボランティアスタッフの確保などお金のいることがたくさんあります。
アイアンマンと名のつくレースだとエントリーだけで10万とか。
そこに移動費、宿泊費、食費等々がかかりますから・・・。
「いやいや、それだと競技人口増えないでしょ!」となりますよね。
そこが悩ましいところだと思います。
村上笹川流れトライアスロンは早期エントリーで25,000円です。
自分が始めた10年くらい前は18,000円でした。
物価高とコロナを経て上がってきているという感じですね。
まあそれでも、単純に種目数×3ではないと思いますから、年に1,2回に絞って参加するのがいいと思います。
やり始めると夢は広がって、宮古島に行きたい、五島列島はどうだろう、ケアンズは?
等々いろんな大会のことが気になってきます。
それを目標にするというのも楽しみです。
トライアスロンのいわゆるオリンピックディスタンス(スイム1.5、バイク40、ラン10、これを全部足すと51.5㎞になるので通称名は51.5のトライアスロン)は大会の数も多く、いろいろなところで開催されています。
割と9月が多いでしょうか。
世界に目を向ければ、もっと日本の季節に関係なく開催されています。
良いですねえ。
まずは、近場のオリンピックディスタンス51.5の大会に出てみませんか?
リレーでチームを作るのも盛り上がるので、とても楽しめると思いますよ。
ただただ、ストイックに見られがちなトライアスロンですが、じぶんからすればフルマラソンを真剣に走っている人たちのほうがよほどストイックだと思いますよ。
自分も誘われて始めたころは、本当に泳げなくて25mで死にそうになっていました。
それが半年で1000m泳げるようになり、そこからは長く泳ぐことが苦にならなくなりました。
水泳は、プールに行かないと練習ができないのでそこはやる気を出す必要がありますね。
でも、自分にできるくらいなので、ムリ、と思わずやってみるとできるようになると思いますよ。
完走した人たちは、皆が勝者!
これがトライアスロンの合言葉ですからね。
なんとなく興味があるなあ、という方。
ぜひやってみませんか?
人生一度きり、そして今日がその人生で一番若いとき。
さらに、一生分の一日という貴重な時間です!!
さあ、今日もいい1日にしよう!