自分は10代の頃、”大人が言うほど早く歳は取らない”と思っていました。
「若いからなんでもできるね」
「いいねえ、今が一番いいときだねえ」
そんなことを言われてもまったくピンとこない。
イメージすらできなかったわけです。
20代になり、30代になり、次第に時間の流れの速さに気づくようになります・・・。
あれ?1年がもう終わったけど・・・?
特に40代は早かったですね。
がむしゃらに仕事をしてきて、悩んだ時期かもしれません。
自分は”何者か”になれたのか、それともその他大勢なのか・・・。
そんなことを考えることもありました。
いま思えば、どうでもいいんですけどね。
ここでいう”何者か”は、有名人とか会社の中で時代を作ったとかそういう話ではありません。
自分に課したことができたのかどうか、です。
まあできたといえばできたけど、まだまだ納得はいかないですね。
会社の中だけで測るのはつまらないので、もっと広い視野で考えています。
そうすると自分という「個人対社会」だったり、「古くからの常識」だったり。
対人ではありません。
人はみんな自分なりの正義があります。
これに反したらやっつけられます。
そこには正しいとか間違ってるとかはないですからね。
今の歳になって、時の流れの速さに驚きますが、実際の勝負はこれからだと思っているんです。
いろいろな経験をしてきた。
でもそれは、会社の枠にはまって、組織に助けてもらえていたから。
その枠から抜けてからが、本当の自分の人生だと思います。
まあ、難しいことは抜きにして、自分が納得できる生き方をしたかどうか、後悔しないように生きたいですね。
だから、できる時にやりたいことはやる
先延ばししないことが大切だと思います。
今、この瞬間を大切に生きること。
いろんな人がこれを言います。
何かに取り憑かれたようにやるのもいいですが、じっくりと考えて取り組むことも大切です。
生きているだけでなく、精一杯今を生きるということ。
仕事に追われて一生懸命、ではなくて自分の人生に責任を持って生きるということ。
これって言葉にするとかっこいいですが、本当は泥臭いです。
そういうものを大切にして、泥臭く生きたいですね。
さあ、今日もいい1日にしよう!