このお正月は天気が良かったですよね。
そんな天気に誘われて、土曜日はいつも行くパン屋さんまでバイクライド。
いつもよりは早く行ったんですが、
「ん?パンが少ない。レジ待ちの行列もできてる。」
急いでパンを買って、イートインで食べながらしばらくいたのですが、周りからは
「売れるってわかってるんだから、もっと焼けばいいのに!」
と、食べたかったパンがなかったのか不満をいう方がチラホラと。
そこで自分は・・・、
「皆さん、もう少し早くくればたくさんあったはずですよ〜」
と心の中で静かに言っていました(笑)
それにしてもあそこは人間ウォッチングするには最高に面白いところです。
食べたいお目当てのパンがなくて、買わずに帰る人もいてこういう製造&販売をするお店の難しさも垣間見えます。
もうひとつはお店のスタンスもあるでしょう。
目的が、
①たくさん売ることなのか、②高品質でこだわりのパンを提供するお店なのか、あるいは③その中間をめざすのか。
②の場合は、スタッフに品質意識が高くないとどうしてもばらつきが出てしまう。
お店のコンセプトを全員が理解していてプライドがないとできないと思います。
独りよがりの人がいたら乱れますね。
パンだけでなく、外食でどこかのお店で食べるときに、それをとても感じます。
品質を意識していると感じたお店は、料理もお店も店員の方の応対も丁寧できれいでした。
味についての感想を聞かれることもありました。
プロ意識の高いスタッフがいるとお客様の不満だけではなく、みんなでお客様からの声を聞いて研究するそうです。
他のお店のものも食べに行って考えるそうです。
「自分たちのお店のスタンスはこれでいいのか・・・」
美味しいものだけ提供していてもお客様の入り込みには”ばらつき”が出ます。
だから、日によってばらつきがないようにするためにどうするかを全員で考えるんですよね。
これって、とても大切なことです。
意見が違っていてもいいんです。
でも、意見を出し合ってフラットに議論できることが大切です。
我を通したり、自分の意見以外を軽視している人がいたらうまくいかないですから。
それができているお店を見ましたが、それはそれで意志の統一を維持するのは難しいと伝わってきますね。
うまくいっている店は、このお店を地域No.1にするとか全員がその店のことを好きでめざすところが同じでした。
まあ、そうですよね。
同じところをめざすためには、細かなルールが必要で、さらに全員にある程度の権限を委譲してお客様のために使うことは任せる。
そのためには、やはり全員の意識が高いことが前提ですよね。
さあ、今日もいい1日にしよう!