何かが起きたときに、
こんなことが起きた、なんてついてないんだ。
最近はこんなこともあったし、あんなこともあった・・・
とネガティブに考えるか、
こんなことが起きたけど、勉強になった。こうすれば今度はうまくいく、ラッキーだったなあ。
とポジティブに考えるか。
モノの見方ひとつでまったく異なる人生になると思うんです。
イヤな言い方をすれば、腐っていくのか光っていくのか。
さて、自分はどっちだろう・・・。
そんなことをふと考えました。
平等に与えられている時間をどう使うかは自分次第です。
もう一つよく言われる話は、対人関係の話ですね。
とても自分と合わない人がいて、とても嫌な思いをしたときにどう考えるか。
どうしても人はその人のことがイヤでたまらないのに、その人のことを考えがちになります。
考えなければいい話なのですが。
時間がもったいないですし。
そのときに出てくるのは、
赦す
という言葉。
崇高すぎてとても理解できませんでした。
そこで思うのは、赦すことができなかったとしても、せめて忘れたらいいんじゃないかという話です。
目の前にいても視界に入れない。
自分には関係のないものと考える。
忘れることができれば幸せだと何かに書いてありました。
この世の中には、自分と考え方が合う人と合わない人がいます。
それぞれが自分の人生を生きていて、自分が主人公なんです。
それは間違いのないことですよね。
ですから、それ以上には考えないことです。
考えが過ぎると決していいことはありませんから。
もっと楽しいことがあるはずなのにそちらに意識を持っていかれたらつまらないですよね。
ネガティブに考えるかポジティブに考えるかについても同じことが言えます。
人はもともとネガティブに考える生き物ですが、それだとつまらない。
せっかくですからね、とんでもなくポジティブに考えるほうが楽しいんです。
話は違いますが、自分が自転車を始めた理由の一つにそれがありました。
とんでもない世界がみえるかもしれない。
車では点と点の移動になる。
歩くのでは範囲が狭すぎる。
自転車は、適度なスピードで移動できて、ふとした時に戻ったりもできる。
そして渋滞知らずだし。
そして何よりも・・・、
ひとりでできるんです!
他のスポーツはとかく、相手が必要だったりします。
ところがこのスポーツは、先のメリットもあり、かつひとりでできる!
なんていいスポーツだろう。
と思ったんですよね。
それからというもの、自分で早起きしては山へ上がって、鳥や虫たちの声を聴き、きれいな花を求めて走ってきました。
速く走れるのがすごいという人たちとは少し違う世界の住人です。
行動範囲を広げるためにロードバイクに乗る。
だから飽きることもないし、辛いと思うこともない。
辞めてしまった人たちもいますが、細く長く乗り続けるのが楽しいんですよね。
いろんなことが毎日起きますが、それもこれもバイクライド中は考えません。
考えてしまいそうになったら少し速度を上げればいいんです。
きつくて考えられなくなりますからね。
こういう時間が大切だなあと思います。
さあ、今日もいい1日にしよう!