昨日の夕焼けですが、とんでもなくきれいでした。
いい季節が来ましたねえ。
北アルプスは雪をかぶり、どの山も本当にきれいです。
遠くに槍ヶ岳まで見渡せて一番星まで写り込んでいてきれいでした。
志賀高原も降りましたね。
こちらもいい景色です。
夕焼けがあれば朝焼けもあるわけですが、
こちらは菅平の少し右からの日の出を観ることができます。
朝は寒いですが、この景色が見たいこともあって早起き&散歩が気にならなくなっています。
夏は同じ時間でももうずいぶん高いところに日が昇っていますからね。
もうひとつ言えるのは、夏の日の出、日の入りよりも、この時期のほうが色が鮮明できれいです。
夏場は白いんです。景色が眩しい。
それはそれで動きやすくて大好きなんですが、色を楽しむという見方をすると秋から冬にかけてが何と言ってもきれいです。
毎年書いてますね。
長野にいて毎日見ているんですが、その表情が毎年違います。
シーズンの中でももちろん違うのですが、昼間に見ると色が褪せていることにガッカリします。
でも夕方以降はこのようなシルエットが鮮やかです。
ことあるごとに感じるんですが、この景色はもう何千年もこうしてそこにあるんですよね。
人の一生からすると気の遠くなるような時間が経っています。
それでも、そこに凛としてある。
人は何回もアタックしては失敗して、新ルートを開拓しながら登頂しています。
それを受け入れてくれる懐の深さというんですかね。
山には人の力などどうにもならないほどの”自然”があります。
人など飛ばされてしまうほどの風も吹きます。
そういったことを知りながらそれでも登りに行く。
山は凛としてそこにそびえたち、登山に来た人たちを受け入れてくれます。
ずっとそこにあるもの。
毎日山を眺めては、若いころ散々登ったその当時を思い出していた人を思い出しました。
山猿と言われるようなツワモノが走るように登っていた。
そんな人を受け入れて、きれいな山を見せてくれていた。
でも山はずっとそこにあっても、人のほうが短命ですからね。
山から見たら、ごく短期間でも楽しませてくれたことに感謝しています。
その人の使った重いカラビナを見ながら。
さあ、今日もいい1日にしよう!