今日も絶好調!

10月は期の変わり目。

企業によってですが、4月と10月は期の変わり目です。
それに伴って人事異動もあります。
企業にとっては、人財の適正配置ということを考えて悩んで決めて内示してのようなステップでおこないますよね。
そうやって決めた人事異動を内示した時に

「あ、ムリです。」

と言われることがあります。
基本的に内示は、その方への期待値を伝えたり準備に入ってもらうために発表前に知らせるものなので断わられるという前提がありません。
さらに、ひとりの人を異動させるということは、その先の異動先のことも考えていますからそんなに簡単なことではありません。
ほとんどの場合、異動はその人のポテンシャルを考えて行なっていますが、時には成長してもらうために少し力不足なことがあっても期待して発令されることもあります。
よく言われる好き嫌い人事。
世の中では無いとは言い切れないのかもしれませんが、人不足の中でそんなことを言っていられないというのが実情だと思います。

今月はこの異動月だったので、歓送迎会があちこちで開かれているようですね。
実は昨日、そんなタイミングがあり街に出たのですが最近にしては人が多かったんです。
人が多いといろんな話が聞こえてきて、それでこんなことを書いています。

左遷、という言葉がありますが、本当にそうなのかと疑ってしまいます。
もちろんなにか悪いことをしたなら、左遷や降格はあるでしょう。
でも実際は、左遷にみえてもその人のポテンシャルをみて、その先で期待していることがあるから全く違うポストにつけるとか異動先に送るということのほうが多いと思うんです。
適性もありますよね。
ここでは活躍したけど、もっとこういうことをしてもらえばさらに輝いて引っぱって行ってもらえるんじゃないかという期待です。
あるいは、ここでやったことを他の地区でもやってほしいという期待もありますね。
本来はそういうことを内示の時にわかりやすくしっかりと伝えれば、誤解もないと思うのですが・・・。

異動の季節になると時々そういう言葉を言いながら腐っていきそうな人を見ると悲しくなるんです。
もちろん自分の在籍する会社でないので、実際のところはわからないですが、

”期待しない異動はない”

という考えを持ってほしいものです。
自分の場合は組織変更も加えると過去に何回異動したかわかりません。
まあ、跳ねっ返りの性格でもあったので、上司はやりにくかったと思います。
そこまで言うならやってみろ、という人事も経験しました。(あ、そういわれたので、思い込みではありません)
そこで挫折して、もう一度自分で仕掛けを考えて、いろんなことを試して仲間にもお願いして・・・というようなことをしているうちに年月が経ちました。
そうした時に感じたのは、周りも含めてスパイラルアップしていくために人事異動は欠かせない、ということです。
憎くて異動させる・・・そんなことはないでしょう。
なぜならその人が行った先にも人はいる。
その人たちはどうなってしまうのかを考えたらわかりますよね。

期の変わり目、はいろんなことを考えがちですが、まずは自分に期待されたことは何か、それを実現するために何が必要なのかを考えて地道に進んでいくことこそが自分の成長につながっていくんだと思います。
人生は思っているほど長くないですから。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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