スポーツに限らず、仕事でも趣味でも何でもそうですが、応援してもらうと自分の持っている力以上のものが発揮されたりしますよね。
この力はとても強くて、自分がどれだけ頑張るよりも応援されたほうがその力が簡単に発揮されたりします。
自分が今年(今時点で)、一番力をもらえたのがMt.富士トライアスロンでした。
この日は仲間と一緒に大会に臨みましたが、少し朝からバタついていて、気がそぞろになっていました。
トランジションエリアにバイクをセットして、ラン、バイクの準備をし、ウェットスーツをバイクにかけて気持ちが落ち着いたところで仲間を探しにウロウロしていたら、自分を呼ぶ人がいる。
「え~~~~~!なんで、ここにいるの?!」
「あれここ、どこだっけ?」
頭の中はプチパニックでした。
それは、いつもお世話になっているパン屋のお姉さん。
ご主人とサプライズ応援に来てくれたとのこと。
月末の村上・笹川流れトライアスロンではリレーでランニングパートをはしるランナーです。
気がそぞろだった頭の中を整理していたところに、このサプライズ。
もう笑うしかない状態です。
応援に来る、と言っても長野からですから3時間はかかります。
うれしかったです。
おまけに応援グッズまで手作りで作ってくれて。
ここまでサプライズで準備していてくれたことに感謝しました。
このうちわ、大きいんですよ。
モバイルバッテリーと比較してみるとわかるでしょうか。
これをつくり、わざわざ河口湖まで来てくれたことに感謝。
さらに、初めて見るトライアスロンで、どこにいれば何が来るのかわからない中であちこち移動して、時には走って応援してくれたこと。
本当にありがたくて、うれしくて、力が出ました。
応援というのは、打算ではできないものだと思います。
純粋にその人を応援しようという気持ち。
頑張る人の背中を押してやろうという気持ち。
これは本当に尊いです。
応援してくれたHさんには感謝しかありません。
先日の村上トライアスロンでは、バイクパートで走りましたがこの時は最後に涙が出ました。
毎年ここでは泣かされるんですが、村上の皆さんはとてもやさしくて、沿道でずっと応援してくれるんです。
バイクは20㎞行って戻ってくるルートですが、おじいちゃん、おばあちゃんが鳴り物や声援をずっと送ってくれるんです。
これほどうれしいことはありません。
「がんばれ、あと少し!」
「がんばれ、ここが我慢のしどころ!」
そんな声を見ず知らずの自分に大きな声でかけてくれるんです。
毎年感動します。
だから、毎年ずっと手を振ったり、こちらから
「ありがとう!がんばる!」
と返しています。
応援の力は、目には見えませんが間違いなくその人の持っている力以上のものを引き出してくれると思います。
実際それがタイムになって跳ね返ってきますからわかりやすいんです。
自分が応援する側になったときは、逆にめいっぱい声をかけています。
みな頑張っている。
そのがんばっている姿から力をもらったりします。
だから自分が選手の時にはめいっぱい限界まで上げて走る。
応援するときには、精一杯心を込めて応援する。
そのことで頑張れる人もいるはずだから。
さあ、今日もいい1日にしよう!