今日も絶好調!

"人生いろいろ"です。

最近、このことをよく考えます。
とても努力して頑張っている92歳のトライアスリートの方がいます。
お名前は、稲田さん。
この方のすごいのは、その年齢になっても気力が続いているということ。
努力されていること。
なかなか気力を維持することが難しいですよね。

身近なところでは、60過ぎの諸先輩方が同じようにトライアスロンで完走を続けています。
佐渡のAタイプは、スイム4㎞、バイク190㎞、ラン42㎞です。
これに完走されている。
以前も書きましたが、15時間動き続ける体力がなければ完走できません。

山の中を160㎞走り続ける方もいます。
この場合は夜中も走り続けて、完走できるものなので寝ずに走り続けます。
ちょっと理解できない体力です。

こういうとんでもない体力を持つ方々を見ていると、小さいことで悩んでいるのが馬鹿らしくなります。
そこに悩んでいると先に進めないので、そんな小さなことは横に置いて、ダイナミックに今やるべきことをコツコツとやる。
そのことだけを考える。
いろいろ考えない。
プラスなことだけを考える。

実際、トライアスロンという競技をしていると、辛い場面が必ず出てきます。
佐渡のBタイプに出たときは、スイム、バイクまではよかったんですが、ランがきつかった。
何度も歩いてはそのたびに、

「まだまだこんなところでくたばってたまるか。暑い中、練習したんだから絶対に負けない。」

そんなことを口に出して走りました。
口に出すと不思議とエネルギーに変わります。
自分の場合は、それを一番近くで聞いているのが自分自身だからだと思っています。
頭の中だけで考えているとマイナスな方向に引っ張られがちなんです。
炎天下でフラフラしている人を見ると、
「あれは危ない。何とかしないと・・・」
と思い、声を掛けました。
すると、

「大丈夫です、あそこのエイドまで行けばまた元気になるんで・・・」

フラフラしていて、とても行けそうにない。
倒れそうでした。
とりあえず止まって、整えたほうがいい、と説得してから離れました。
そうかと思えば、本当に無理をして倒れる人もいました。

そういう人たちも同じゴールを目指して、戦っているんです。
応援に応えながら倒れた人もいたり。
暑いですからね。
過酷ですが、それを承知で準備してきている人たちです。
自分も暑さに負けないように、また筋肉が悲鳴を上げているのを考えないようにしてゴールしたことを思い出しました。

要は・・・。
つらいこととか目の前で起きていることに焦点を当てるのではなく、自分は今どういう状況か、何をめざしているのか、その障害は何か、そういうことを考えて、やるべきことに進むだけ、なのだろうと思います。

周りに気をつかうこと、これは素晴らしいし尊いことです。
ただ、そればかりやっていたら自分のめざすところがぼやけることもある。
それなら、自分が何をめざしているのかを考えて、片目をつむって突き進むことも必要なのだろうと思います。

いま何をすべきか。
どうありたいのか。

これを考えて、愚直に取り組むこと。
きっとその先にはとんでもない達成感が待っている。

さあ、今日もいい1日にしよう!

-今日も絶好調!