今日も絶好調!

「人は人」

子供の頃に親から言われた言葉です。
「あれがほしい」といえば言われ、”不公平だ”と思うことがあった時にも「人は人」と言われました。
この言葉は、ことあるごとに思い出します。

人と比較してみてもキリがないし、比較すること自体に気分がわるくなります。
大人になってから、いろんな人の考え方に触れましたが、「人は人だなあ」と思うことがけっこうあります。
自分と合わない人は結局、そこまで…、なんですよね。
人は人なのでこちらの意見を言っても仕方ないんです。

人を悪くいう人もいますが、そのことで自分の気持ちを保っているのかと思うほどです。
自分を持っていれば人のことは気になりません。
むしろ、勉強になります。

「なるほど、そういう考えもあるんだなあ」と。

これは変な意味ではなく本当にそう思うんです。
自分の視野が狭かったと反省します。
いろいろな考え方がありますからね。
ただ、自分の意見を頭ごなしにダメだという人もいましたね。
理由を聞いてもよくわかりませんでした。

昨日であったご老人は、たぶん70代の後半と思われる感じでしたが、とても腰が低くて丁寧な言葉を使い話しかけてきてくれました。
ちょうどロードバイクで走っていて休憩していたところにです。

「自転車に乗ってらっしゃれば、カラダは鍛えられてますよね。」

と言われたので、「まだまだです」と返すと
「そう考えているのが素晴らしい」
と言われました。
理由は、余白があるから。
自転車が生涯スポーツだということをご存じで、”成長”していくためには自分を分析できなければだめだということをおっしゃられていました。
どういう職業なのかはわかりませんでしたが、町おこしをしたいと言われていまして自転車はうってつけだと言われたんです。
単なるイベントだと打ち上げ花火で終わるんですが、街中を走り回るイベントにしたいと。
そうすると車は自転車がいることを意識するから、それが定着するといいんだと。
自転車が安全に走れないと年齢問わず安心して走ることはできないですからね。
ヨーロッパの話をされて、向こうは自転車との距離を1.5m空けないと違反になるという話をしながら、それが普通にならないといけない、だから単発のイベントだけではなくて、何度も繰り返しできるようなイベントを企画したらきっと町が変わる、と。

自転車の大会といえば、ヒルクライムレースが多いですよね。
あとは、タイムトライアルとか。
トライアスロンも、バイクパートはありますが。
そういう話ではなくて、市民参加型の大会です。
ありそうだけどないですね。
一番難しいのは、市街地を止められないこと。レベルがまちまちなこと。自由にいなくなったりできてしまうこと。
そしてなによりも安全確保が難しいですね。
評価基準を作って、自分たちのようなバイク乗りを案内人に使えばいいんですけどね。
やりたいひとはけっこういると思います。

”自転車は車道を走ること”

とルールを決めてもいまだにこわくて車道を走れないという話はよく聞きます。
たしかに幅寄せされたり、前に出てブレーキをかけられたりすればあたりまえですよね。
日本の道は車のためにあると間違った認識が定着していると思います。

町おこしをしながら、社会全体の自転車に関する意識を変えていくことができたら、全国的にもモデルにされますよね。
やらないかなあ。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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