先日行った東京の大都会でトイレに入ったらこんな貼り紙をしてありました。
驚いてなんでこんなことが書いてあるのかと聞いてみたら、近くのマンションに住んでいる方が犬を散歩させていてその糞をこのビルのトイレに捨てるのだとか。
一人や二人ではないそうで、問題になっているんだそうです。
ちょっと信じられない話でした。
良いこととダメなこと。
マナーは、守りたいものです。
さて、その東京に行ったときに方角がわからない、とても住める気がしないというようなことは以前書きましたが、逆に東京の方からするとこの長野はどう映るのでしょう。
もちろん空気はきれいで、水も美味しくて住みやすいですが、電車やバスはすぐにこないし車がないと移動できないし、不便さは間違いなく感じるでしょう。
なんといっても以前見た光景は、電車が遅れたと言って駅員に怒っていた人です。
いつも3分間隔で来る電車が少し遅延しただけで怒るって・・・。
そういう方は田舎には絶対に住めないですね。
バスは・・・来ないんですよねえ。
街中のバスはまだいいんですが、外れのほうになると来ない。
どうしたのかと思うほど待ったことがあります。
観光に来る長野はとても魅力的かもしれないですが、住むには不便に感じるかもしれないですね。
それがいいんだという方もいますが、慣れるまでは不便だと思います。
長野に生まれ育って、この地で就職したので不便さはまったく感じたことがなく、長野の地形のおかげで何処へ行くにも山、坂がありその先にみえる景色はどこへ行っても見事な景色が待っている。
住んでいるものがそう思うので、他から来た方々が車を止めて眺めている姿は、
「やはりそうなりますよね」
という感じです。
とてもよくわかります。
反対に、勢いよく走っていく車を見ると、
「ああ、もったいない」
と思います。
何にもないところですが、この景色は他のどこにもないんですよ~、と言いたい。
そういう景色を眺めに、ぜひ来ていただきたいですね。
山坂をロードバイクで走っていると、野生の動物に出会うこともあります。
リスにはビビりました。
下りで結構な速度で走っているときに目の前を横切っていきました。
一つ間違えば大変なことになってしまいます。
タヌキは、こちらが一生懸命登っているときにゆっくりと道に出てきて、こちらを見てからゆっくりと横切っていきました。
まるで、
「あ、ゆっくりなんだね。渡るよ」
とでも言うようでした。
まあ、遅いけど。
おもしろいことが毎日あります。
ぜひ長野に来てほしいですね。
これからの季節は紅葉がきれいです。
黄色に染まった山の中はとても明るくて、あのカラマツ林の甘いようなにおいには本当にいやされますし、真っ赤に染まったモミジには人を動けなくする力があります。
寒くなる前に、まだまだ楽しめます。
さあ、今日もいい1日にしよう!