今日も絶好調!

食品ロスについて考える。

毎日暑いですね。
ここまで暑いといろいろなことが起きてきます。
その1つがカビ。
先日も

「あれ?ここなんで黒いの?」

と思うことがありました。
ていねいにアルコールでふき取りましたが、湿度が高いのでまた出てくるかもしれないですね。
このカビですが、食べ物も狙っています。
気を付けないと冷蔵庫に入れても安心はできません。
ゴミ箱に入れず、お腹に入れたいものです。

さて、国内で問題になっていることのひとつに食べられない子供たちがいるということがあります。
これはとても信じられないことですが、考えてみれば雇用環境や長く続いたデフレの影響があり、国内の賃金はここ20年以上変わっていないと言われています。
海外で生産したほうが安いと言っていたはずのものが、国内で作ったほうが安くできる、と喜んでいる節がありこのことも大きな問題です。
賃金が上がるはずがありません。

そういうお金の事情もあると思いますが、食べられない事情を抱えている傍らで毎日大量に廃棄されている食品があります。
賞味期限の短い商品、売れ残った食品、傷んでしまった食材・・・、
胸が痛いですね。
食品ロスは本気で考えるべき問題だと思います。

食品を作っている方々には美味しいものを提供いただいて本当にありがたいと思っています。
ただ、時々「?」が浮かぶことは、つくる過程で失敗したものはないのか、つくりすぎはないのか・・・。
きっちり生産計画を立てていても、その日の天気や気温によって売れ行きは変わります。
食べ物の場合はデータがあるでしょうから、夏場は生産数を減らすものがあっていいと思います。
こんなことを思ったのは、あるお店に行ったときに大量に余っているものをみて

「これは今日売れ残るなあ」

と思ったからです。
また、製造過程でロスがありそうです。
不揃いの商品を見ているとなんとなくそんなことを感じます。
食品の場合は、原価をどれだけ抑え、売れ残りを無くすことで利益を確保できますよね。
もうひとつは適正な値付けです。
原価計算をきっちりやらないと、適正な利益がわからない、ということになります。
この商品をいくつ販売すれば原価を回収できて、利益としていくらを見込むのか。
廃棄ロスを考慮するならその分も原価に組み入れる必要がありますよね。
ただ・・・。
この廃棄ロスをどれくらい無くすかをそもそも考えなければ食品ロスはなくなりません。

陳列棚に並んでいた商品を見ながら、こんなに作る必要があったのかな、と考えてしまいました。
もちろんそれが「売り切れる適正な数」ならいいのですが。

販売数量を決めて、それを売り切ったら閉店、というおにぎり屋さんの話がありますよね。
あのお店は、毎日完売になるので利益が読めます。
原価計算がキッチリできているので、値段も納得感があります。

以前伺ったお店で聞いたのは、

「原価計算をザックリでやっていたらこの店はもたない。販売計画を立てて、従業員の数もきっちり計算しなければ必ず赤字になる。」

というお言葉でした。
たしかにその通りだと思います。
包装材にかかる費用もバカにならないですし。

何よりも怖いのは口コミです。
どんなにいいものを作っていても、何か起きたら取り返しがつかないですから。

従業員教育も必要ですし、食べ物なら「ブランド」としての商品をどう作り売っていくのかをミーティングをしながら決めていくことも必要でしょう。
トップダウンで思いを伝えることも大事ですよね。

食品ロスを思うとき、自分には何かできることはないのか、と真剣に考えてしまいます。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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