”口ぐせはやがてその人の人格になる”、という言葉があります。
「ああ、またやっちゃったよ、いつもそうなんだよなあ」
「なんか前もこんなことあったんだよなあ、ツイてないなあ」
「この感じはまたこうなる気がする」
「ああ、全くもう！何やってるんだろっ。」
どれもマイナスな言葉ですよね。
でも周りに言ってる人、いませんか？
もしかして自分で言ってたりしませんか？
もし言ってたら、即やめたほうがいいですよ。
言うべき言葉は、
「こんなこともあるよな、次は気を付けよう」
「似たようなことがあったけど、今回はきっとうまくいく」
「自分はツイてるから切り抜けられる。」
「よ～し、今日も絶好調！」
何かあったら
”大丈夫、絶好調だから。きっとうまくいく”
と言葉にしてみるといいですね。
同じようなこと、似たようなことは起きることがありますが、たまたまと考えて前の出来事と一緒にしないことです。
そのときと同じ時間を生きているわけではなくて成長しているので、うまくいくと信じたほうがいいですね。
最初に書いた”口ぐせはやがてその人の人格になる”という言葉は、良い口ぐせを使えばそういう人になることを意味しています。
その反対の言葉を使っていると、表情に出てきます。
以前ある人の表情を見た仲のいい経営者の人が、
「あの人、どういう人？」
と聞かれたので「仕事は速いですよ」というと「へえ」といわれたので、何を思ったのか聞いてみると「自分の会社なら雇わない」とスパッと言われました。
そのときは驚きましたが、その方は直観力が強い方なのですがふとした瞬間にそれを感じたのだそうです。
その言葉を裏付けるように、その人のやっていたプロジェクトは低調になっていったのですが、結局周りがついていかないんです。
身勝手な行動を取っても慕われる人っていますよね。
そういう人は、普段の言動が違います。
気遣いができるし、思いやりもあるし、何かあれば最優先で考えてくれたりとか。
身勝手に見える行動も「きっと何か意味があるんだな」と思わせてくれる人。
そういう人を見ていると魅力がありますよね。
サラッと言われたことがあるのは、
「あ、俺運がいいからね」
という言葉でした。
いろんなことがうまく回っていると思わせてくれましたが、実は困ることもあるんだとか。
それを切り抜けるときには必ず、
「俺は運がいいから、必ずうまくいく」
と言葉に出すんだとか。
その人に「言霊は信じたほうがいいよ」といわれたときは、間違いないなと思いました。
いま目の前で起きていることを、ピンチと思うかチャンスと思うか。
それだけでもその後の結果は変わってきますよね。
さあ、今日もいい１日にしよう！