毎日暑いですね。
タイトルはいかにも秋らしくなってきたように書いていますが、実際にはまだまだ”夏”です。
松本では38℃予報が出て、夏真っ只中なんです。
ただ・・・、夜になると秋の虫たちが声高に鳴き始めています。
昼間に山へ行くとセミが元気に夏だよ~とばかりに声を張り上げています。
まだまだ夏ですね。
先日会社で新入社員に勉強会をしたときに「給料は誰からもらうのか」を聞いてみました。
さすが研修でしっかり学んでいるんですね、みな”お客様だ”と答えたので驚きました。
もちろん企業に属していますから、実際には会社から支払われるのですが、考え方としてはお客様に満足いただける提案をして認めていただけたらそれが”受注”となるわけですね。
そのときに安売りをしていたら、それでも買っていただけるかもしれないですが、お客様はその提案ではなく”価格という価値”を買っていただいたんですよね。
つまり、
その営業マンでなくても売れたかもしれないわけです。
自分たちが本当にやるべきは、説明しないと買っていただけないような商品を提案して価値を認めていただき適正な価格で購入いただくこと。
その対価が「粗利」なので堂々と自信をもって高い見積りを出せばいい、と話しました。
価値を認めていただければ、それに見合う利益をいただく。
”利益はお布施”、という言葉があります。
いくらで契約するかはお客様次第の考え方で、重要なのは認めていただける内容かどうか、です。
ときにはお客様の負担が増える提案をすることがあります。
新電力の提案をするときに再エネ電力の場合は、金額が上がります。
それでも買うと言っていただけるときはうれしいですよね。
お客様に価値を買っていただくのが営業です。
中には
「開発部門がもっと売れる商品を作ってくれたら自分たちは売りやすくなるのに!」
とこれまた大きな声で行っているのを聞くとガッカリします。
そんな商品が出てきたら営業が説明するまでもなく、”商品の力で”勝手に売れていくんです。
営業は説明しないと売れないものを売る、それが仕事。
そう思っていたら間違いはないですね。
さあ、今日もいい1日にしよう!