今年の春からの写真を抜粋してみました。
今は夏真っ盛りですが、春は残雪の北アルプスを背にして多くの花たちが咲き乱れていました。
サクラやモモの花のなんと可憐なことかとあらためて思いました。
写真を撮ってくれと言わんばかりにこちらに話しかけてくるようです。
どの花々も本当にきれいで「この季節を待っていたんだ」と言っているようでした。
ボタンの存在感はすごいですね。
初夏にはあちらこちらでバラが咲き乱れ、他の花々もそれぞれの庭や公園や山の中でみごとに咲いていました。
全国どこにいても花はきれいだと思います。
でも、ここ信州でいろいろなところを自転車で走っているとそれぞれの場所で最高の顔を見せてくれるんです。
タチアオイはしっかり一番上まで咲いたら、梅雨があけて夏が来ました。
また、わかりにくいのですがモモは自分の手のひらよりも大きかったんです。
アジサイも色とりどりで、主張が強かったですね。
こうして写真を見ていても、「きれいでしょ」と言ってくるような気がします。
青木湖畔のお宅で見たバラは本当にきれいで、しばらく動けなかったほどでした。
個人宅であそこまできれいにしているのは、大変だと思うのですがそれを見せていただけたことに感謝です。
そんな花たちを見に行く道すがら、いろんな写真を撮っています。
山の中の写真もあれば、街道筋の写真もあります。
どの写真も自宅から?十キロ以上離れたところばかりですが、この乗り物はペダルを回しているだけでいろんなところに連れて行ってくれるんです。
行った先々で感情を揺さぶられたり、走ることにだけ集中させてくれたり(あ、ただ坂がきついだけです)、最高の景色を見せてくれたりします。
こんな景色を観ていると、自分が生まれるずっと前からそこに在って人にいやしを与えてくれていることに感謝しかありません。
信州には四季折々に観ることのできる景色がたくさんあります。
それも、毎週違う表情を見せてくれます。
観光で来ていただきたい場所ではありますが、できるだけ長期で何度も来ていただきたいです。
そうすれば、もっとたくさんの景色に触れることができて、その時の風のにおいや温度、渡る風の音、鳥や虫の声を聴くことができます。
温暖化で相当暑いのですが、それでも景色にいやされていただきたい。
9月になれば、朝夕はかなり涼しくなってくるはずですから。
自然しかないですが、その自然が最高なので、ぜひお越しください。
もちろん長野県内の方々は、こんな景色が観れる、という発信をしてほしいですね。
自分たちがあたりまえに見ている景色は、あたりまえではないのですから。
最高の癒しになる景色です。
さあ、今日もいい1日にしよう!