今日も絶好調!

毎日は選択の連続。

「朝起きてから今までに、どれくらいの選択をしてきましたか?」

朝起きて、
カーテンを開けるか、それとも先にトイレに行くか。
新聞を取りに行くか、その前にお湯を沸かすか。
パンを焼くか、残りのご飯を食べるか・・・・。

相当いろいろなことを無意識のうちに考え、選択しています。
このような類のものであれば簡単に判断できますが、内容によってはすぐ判断するか、一旦おいて少したってからもう一度考える、という選択もあります。

”人生の選択”。
これまでにもいろいろ見てきましたし、自分もしてきました。
直近ではある役職を下りるかそのままでいるかの選択をしました。
会社に対して自分の意思を示すことになるので、とても考えました。

自分以外の人の選択、では就活している大学生と出会いました。
周りの学生は皆内定をもらっているといっていました。
表向きでは企業の就活は年が明けてから動き出すのですが、今はどんどん早まっていますから昨年のうちに内定をもらっているという話も珍しくありませんよね。
その方の話を聞いていた時、ふと視野の広さが気になりました。

企業には、いろいろな仕事があります。
企業側はそれを広く紹介して、この人財をどう生かしたいのか伝えるべきですが、それをされていないケースがあるなあ、と。
また、学生の方も今やりたいこと、自分にできることの視点で見てしまっているために自分の可能性の一部しか自分自身でみえていない、そんな気がしました。
そのまま入社するとどうなるか。
入ってからその仕事以外のことを依頼されたときに違和感を覚えるでしょう。
自分が思い描いた通りの仕事というのはほぼ任されない。
なぜなら基礎から覚えないとできないからですよね。

私自身は営業ですし、何度か新卒者の採用や昇格面接に携わってきたので”人と接する”ことは数多く経験してきました。
仕事を考えるときに、まず”人”として、この人はどういう人なんだろうかということに関心があり営業になった、というのが原点ですね。
”社長”と肩書の付く方は日本に数えきれないほどいます。
そういう人の考えていることを知りたい。
生意気にもそんなことを考えて営業になりました。
生意気ですから、最初は相手にもしてもらえません。
そこからスタートしてあっという間に・・・気づけば30年以上経ちました。
毎日を真剣に一生懸命取り組んでいると気づくことも多いのでしょう。
自分は遠回りをして、つづら折りのさらに脇道まで入ってきた人生なので、そんなに立派なことは言えません。
ただ、経験したこと、起きていることは言えます。

採用について企業からすると今は人口構造が変わってしまっているので、いま欲しい人財よりも将来を見据えてほしい人財を考えるべきだと思います。
あたり前すぎる話ではありますが、5年、10年先にこの企業は何人在籍しているのか。
それを計算して、人財を採用して育てないと、企業が危うくなりますよね。
以前計算して恐ろしくなりました。
人が・・・いなくなる。
昨年、それを考える会議を泊りがけでやりました。
会社ではできないので会議室を借りて、侃々諤々と。
一時的に業績が下がることがあってもいいんです。
みな幹部が腹をくくれば。
ぐっとこらえて、3年、5年計画を進める。
そうすればうまくいくんです。
過去にしがみついていることほど恐ろしいことはないんです。

メタボリック→代謝

のことですよね。
新陳代謝を促して、若手主導で考えて、ベテランはそれを支えていく。
そういう組織が強いです。

選択を誤るとろくなことになりません。
今までやってこなかったことは耳触りがよくありません。

「どうせうまくいかない」

というのは大抵ベテラン勢。
口を挟まず、やってみさせる。
うまくいくかどうか、小さな失敗や小さな成功を積ませなければ、判断の軸ができません。
そういうことが大切ですよね。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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