今日も絶好調!

時間は平等に過ぎていく。

時間が長いなあと感じていたころのことを思い出しました。
いろいろな出来事があれもこれもと思い出されます。
自分の場合は高校のころのこと。
リアル「今日から俺は」の時代でしたから、まあいい生徒ではなかったですね。
そのせいか、いろんな思い出があります。
1限目には遅れてきて、2限目で早弁して、お昼になると食べるものがないので帰る、という友人を見ながら

「お前、ろくなもんにならねえぞ!」

という言葉を投げつけながら、そういう自分も早引けして繁華街へ行くような日々でしたが、それはそれでいろんなことが起きるわけです。
この頃の1分は長かったですね。
10分は永遠に感じられるほど。
そのため、想い出がギュッと詰まっています。
でも、その当時に大人から言われた、

「いいなあ、何でもできる年齢だから、無駄にするんじゃないぞ。」

という言葉。
その意味はその言葉を言った大人の年齢になるとよく理解できます。
10分どころか午前中は深呼吸1回、午後は2回で過ぎていきます。
恐ろしいです。
ところがこの「時間」というのは、どんな人にも平等に与えられているもの。

1日は世界共通で24時間です。
持ち時間は24時間、これをどう使うかでその人の人生が形成されていくわけです。
毎日をルーティーンのように”こなす”のか、毎日違うことを考え、挑戦して新しい道を歩いてみるのか、によってその人の築き上げるもの、その質は大きく変わります。
ただし、違うことをやっていてもその濃さ、深さが重要ですよね。

何をめざすのか・・・。
何をするのか・・・。

すぐに”もの”にならなくてもいいから、いろんなことを試すほうが楽しいし、「こうすれば失敗する」をわかっている方が強いです。
失敗を知っているということは、回避方法を知っている、ということですからね。

以前、何でもできてしまう器用な友人がいました。
その友人に、どうしたらそんなふうになれるのか聞いたとき、まさにこの言葉を言われました。

「お前のほうが、優秀になる素質はあるんじゃないか?」

そして、彼が言ったのは

「うまくできることと成功することは違う。見た目がうまくいっていても実際に、なんでうまくいっているのかわからない奴はしょせんそれまでなんだ。」

ということでした。
自分の場合は不器用なので、右往左往してつづら折りを上る人生ですから、直登できる彼がうらやましいと思っていたので意外な答えでした。
たしかに、失敗する数は多かったのでいろんなことを学びました。
そのせいか、いま幸せだなあと思うことも多いです。
相変わらず失敗も多いですが。

さあ、今日もいい1日にしよう!

-今日も絶好調!