よく言われることですが、
上り坂はいつまでも続かない。
いつかは下り坂になる。
これはロードバイクで山へ行くとその通りだと思います。
ただ、上り坂のほうが長く感じるのはどこへ行っても同じですが。
この表現でロードバイクなら「下りは休めるところ」ですが、仕事の場合はまったく逆になります。
自分は営業職なのでどうしても業績には上り下りがついて回ります。
調子が上り基調なら、下りに備えて早めにいろいろな手を打っておく必要があります。
ずっと好調ということはないですから。
難しいのは上り基調の時は忙しいので手を打ちにくいんです。
難しさ・・・ですね。
さて、心の上り下りはどうでしょうか。
「常に平穏」という人がいたら、その方はきっと仏門にいる方だと思います。
一日の中でもいろいろありますからね。
良いことばかりではないのが人の道だと思います。
そんな時に助けになるのが”人とのコミュニケーション”ですよね。
仕事でもプライベートでも”ヘルプ”を求めるのが上手な人はこの感情の起伏が比較的少ないのかもしれません。
また、思い込みや決めつけがなくなりますから気分的にも穏やかでいるのではないでしょうか。
人は一人で考え事をするとき、たいていの場合はマイナスなことからイメージしがちです。
そのときに誰かが浮かべばその人を攻撃しがちだったり。
そんな時には全く違うこと、例えば朝飯何食べようかな、お昼はどうしようか、とかあるいは週末どこかに出かけようかな、など思いつくことを次から次へと考えていきます。
こうすることで凝り固まっていた気持ちがリセットされて、新しいことを考える余裕が出てきます。
上り坂だと思っていたけど、本当は下り坂だったかな?
というように切り替えができるようになると楽ですよね。
以前接骨院で先生に言われたのは、
「体にはいくつものスイッチがついているので、それを押してあげるだけで可動域が広くなったり痛みが緩和される」
というのです。
確かに押してもらったら痛みが取れて、動きが滑らかになります。
自分でやっても同じ効果がありました。
スイッチのようにすぐ切り替えができるといいですよね。
良いことも悪いことも起きるのが人生。
それをプラスととらえるかマイナスととらえるか。
上り坂ととらえるか下り坂ととらえるかは人それぞれです。
人とのコミュニケーションと書きましたが、本音で話してみたら実は誤解があってまったく意味が違った、ということだってあります。
自分は案外そういうことのほうが多いのかなと思っています。
深呼吸して心に少しのゆとりを持てたら、もう一度考えてみる。
そうすると抜け道がみえるかもしれませんよ。
人生は一度きり。
悩んでも笑っても同じ時間の中です。
それなら笑っている時間を増やしませんか?
さあ、今日もいい1日にしよう!