先日友人から、
「○○、やらないんですか？」
と聞かれてハッとしました。
これは仕事のことですが、”自分の経験値をなぜ生かさないのか”という話でした。
「自分ができることが他の人もできると思ってませんか？」
と言われたんです。
これは、自分にとってはあたりまえのことなのですが、それがあたりまえではないと言われたときに頭の中は大混乱です。
どうしても人は自分を基準に考えてしまいます。
レベルの違いはあれど、自分にできることは皆やっているし、できると思っています。
まあ、自分はさんざんダメだしされたり、ディスられたりしてきましたからね。
だからそういうふうに言う人は、皆できるものだろうと思っていました。
「なんでそう言われたか、考えたことありますか？」
そう聞かれて、いろいろ話をしていると納得できることがたくさんありました。
なるほど、そういうことかと。
本当にその友人には感謝しています。
まあ詳細は書きませんが、そういうことって誰にもあると思うんです。
それは全てのことを”自分の見たもの、感じたこと、経験で測っている”からですね。
昨日のブログでは自己肯定感について自分なりの考えを書きました。
「できることをかぞえる」
自分ができることは、みんなできると思ってしまいがちです。
でも、それって本当でしょうか？
案外自分にしかできないことってありますよ。
自己肯定感が低いという方には特に言いたい。
「そこ！！ それってあなたにしかできないんですよ～！」
と。
でも、周りはそういうことをいちいち言わないです。
気付いているし、みな認めているけど言わない。
意地悪しているわけではなくて、どちらかと言えばリスペクトに近いと思いませんか？
自分にはできないなあ、すごいなあ、みたいな。
何かの時にそういう自分が気づいていないことを褒められたら素直に
「ええ？そう？ありがとう！」
と受け取ったほうがいいです。
「ええ、ぜんぜんだよ！」とか、
「ええ、そんなのふつうだよ！」
と言ってしまうと、せっかくそういうことを教えてくれた人に失礼ですからね。
素直に受け取って、
「そうか、自分はそうやってみられているんだ！」
と自覚するのがいいと思います。
プレゼントをもらったら、素直にもらいますよね？
まさか跳ねのけて、突き返さないですよね？
それと同じです。
どうしても日本人は、子供のころから謙遜することや遠慮することを教えられて、美徳のように言われてきたせいか、
「自分なんてまだまだで・・・」
と言ってしまいがちです。
でも・・・、その言葉を一番近くで聞いているのは誰だと思いますか？
”自分自身です！”
自分で自分の評価を下げてしまっているんです。
これって、何度か書いていますが自分が可哀そうです。
一番大切にしなくてはいけないのは”自分自身”だし、そもそも自分を謙遜してもいいことなんてありません。
他からどうみられているのかを教えてもらったなら、その評価は自分が知らない評価です。
ですから素直に受け取って、自分をもっと伸ばそうと考えたほうが自分のためになりますよね？
以前ある人に、
「自分のステージが上がろうとしているのに、なぜ同じ場所にいようとするのですか？
自分が可哀そうですよ！」
と言ったことがあります。
この時は本当にその人にとっての転機のタイミングだと思ったので、全精力を傾けて話しました。
その結果どうなったかというと・・・。
その人はいま、着実に自分がイメージした通りのステージを歩いています。
もうじきまた上がるように思います。
ここでいうステージは、会社の役職とかそういう形だけのものではありません。
人生のステージなので、目には見えません。
ただ、自分からすると明らかに違って見えるんです。
※宗教じみていますが、宗教者ではないです。
同じ場所（ステージ）にいたら、居心地はいいんです。
でも、もったいないんです。
そのステージから上がろうとしない人もいます。
もったいないですが、それはそれです。
自分の人生は残念ながら、一度しかありません。
周りには家族がいたり、仕事の仲間や趣味の仲間がいたりします。
自分がどのステージで生きるかは、自分次第。
そういう視点で人を見ていると、もったいないひと、けっこういます。
スピリチュアル的な話なので信じるか信じないかは別ですが。
そして、今日も一生分の一日を生きていくんです。
どうせなら、自分を成長させたいし、家族のためだというなら家族よりもステージが上がっていたらいろんな視野で物を観ることができるし、アドバイスすることもできますよね。
いろんな考え方がありますが、自分は何よりも尊い存在でそれを一番近くて見ている自分自身はもっと素直に物事を考えたほうがいいと常に思っています。
ほかでもない自分ですから。
自分が成長していかなければ、人にアドバイスしても、自分自身がそのことに疑問を持ってしまったりして。
それはもやもやして後悔につながるので気を付けたほうがいいですよね。
素直に自分を見つめる、ことは何よりも大切だと思います。
さあ、今日もいい１日にしよう！