キウイのような実を近所で見つけました。
以前仕事で群馬に赴任していたときに、お客様先にキウイの畑があってびっくりしたのを思い出しました。
自分のイメージは南国のフルーツでしたから。
目の前にキウイがなっている・・・、違和感。
これって先入観なんですかね。
さて、”アンコンシャスバイアス”という言葉があります。
「あの人は帰るのが早いから、あの程度の売上なんだよね。」
「あなたはA型だから、きっちりものごとを考えるんだよね。」
もっとたくさんありますが、知らないうちに頭の中でバイアスがかかっていることってたくさんあります。
知らず知らずのうちに思い込み、先入観を持っています。
アンコンシャスバイアスは良くないという人が一番バイアスがかかっている、という例もありますが・・・。
自分のバイアスに気づくことが実は一番難しかったりします。
それに気づいていたら、いまでは聖人かもしれませんから。
ただ、意識しているかどうかはとても大切で、何か言おうとしたときにバイアスがかかっていないか、いったん立ち止まって考えてみることが大切です。
ディスる。
という言葉がありますが、人の嫌がりそうなことをわざといじるんですよね。
これも同じようなことから言葉が出ていたりします。
もっといけないのは
昔からそうだよね。
というもの。
その人はたくさん経験を積んで変わっているかもしれません。
そういう言われ方をしたら、その人はどう思うでしょうか。
人にはステージがあると思っています。
その人のいるステージ。
居心地はいいかもしれませんが、そこでいいのでしょうか。
以前見ていた人ですが、どうみてもその人の言っていることのほうが真っ当で、筋が通っていて、将来性もあるという内容のことが会議で話されていました。
ところが、他の人はその意見には反対です。
この会議、最終的には座長がその人の意見を採用して、
自分が責任を持つからこれでやる、
と決めたのですが、結果的には大成功したんです。
すると、その人はほかの人からつまらないことを言われることが増えました。
でも、どこ吹く風という表情で普通にしていました。
結果的にはその人はどんどんと上のポストへ行ったんです。
そもそもステージが違った、ということだとずっと思っています。
その時に教わったことは、
「自分の意見が採用されるかどうかよりも筋が通っていて将来性があるかどうかを考えて、言ったからには自分で責任を持つ。それだけ。」
ということでした。
まあ、その通りなのですがなかなか反対意見が多いと押されてしまいがちですよね。
でも、その時曲げないことの強さを教えてもらいました。
自分のことは、自分で決める。
その強さがあれば、何でもできるだろうと思った出来事でした。
さあ、今日もいい1日にしよう!