先日、ご夫婦で自転車に乗られている方が泊りで出掛けたという話を聞きました。
夫婦でそうやって出かけるってとてもいいですよね。
自転車での移動はゆっくりといろんな話をしながら、風のにおい、まわりの音、鳥の声、そういったものを感じながら楽しめるのがいいですね。
どうしても練習ライドの時にはそういう楽しみはどこかへ行ってしまうので、、記憶している景色といえば
メーターの表示・・・だけ
となりがちです。
夫婦で同じ景色を観ながら目的地へ行って、同じものを食べて、翌日も移動することができるというのは理想的です。
１泊されたということですが２日間とも天気が良かったそう。
この季節は特に、暑すぎず、寒くもないのでそういうライドには最適です。
自分の場合はどうしても、練習というか強度を上げて自分を追い込んでしまいがちなので、景色が二の次になりがちです。
あ、そうだ、山へ行こう！
山へ行くと、パワー不足なのでゆっくりしか走れないんです。
そのため、気を紛らわせるために周りの景色や音に気持ちが向くんです。
勾配がきつい、虫や鳥がにぎやか、そんな時は最高です。
天気も気になる季節になってきますが、今日という一日を楽しまないなんてありえません。
一生分の一日ですからね。
そういえば、先日誕生日だという方がいました。
この方は同僚や家族からたくさんプレゼントや手紙をもらったということでしたが、素晴らしいことだなあと思いながら話を聞きました。
プレゼントや手紙というのは、送る方が時間を使って買いに行ったり、書いたりするわけです。
この時間の尊さと言ったら何物にも代えられません。
送る方は突然プレゼントを買いに行くのではなくて、何がいいかを考えて、そのものを選んで、受け取ってもらったときのことをイメージしながら準備するのですから。
尊いですよね。
この方の場合、そういう送り手がたくさんいる。
時間を使ってくれる人がたくさんいるわけですから、人望がよくわかります。
そういう人物になりたいですね。
さあ、今日もいい１日にしよう！