「念返し」という言葉をご存じでしょうか。
誰かに恨まれたり、強い思いをぶつけられたときにそっくりそのまま相手に返す、というものですね。
ここまでのこととなるとかなり怖い世界なのですが、身近なところでも日々似た様なことは起きているんです。
人のことを悪く言う人は、必ず悪く言われている。
この話は昔から言われていますよね。
自分が言われて納得したのは、
「地球は丸いから、誰かに対して悪いことを言えば、ぐるっと回って自分に刺さる、と。
だから放っておけ」
というものでした。
これに似たようなことはいろんな方がおっしゃっているのでそうなのだと思います。
反面では、
憎まれっ子、世にはばかる
という言葉もありますが・・・。
さて、ある人が本人のいないところで攻撃しているのを聞きました。
いろいろ言うんですが、それがどうにも引っかかる言い方でした。
半年ほどしてから、その人にどうしても頭を下げてお願いしなくてはならないことが起きました。
どうしても避けては通れません。
しばらく距離を置いていたはずですが、そんなことを言っている場合ではない。
これには困ったようです。
イヤなら黙って距離を置けばいいんです。
いろいろ言うとその言葉は重みをもちます。
すると不思議と人づてに伝わっていく。
口はわざわいのもと、
ですから。
何も言わなくても、その人に問題があるなら何かが起こるものです。
お天道様は見ていますからね。
以前書きましたが、その現象がその人に出るとは限らなくて、その相手の家族に出ることもあります。
これは本当に不思議です。
そういった意味でも決して人のことを悪く言ってはならないとあらためて肝に銘じたところです。
その人にはその人の人生があります。
そのことに自分が何かを想う必要はありません。
何かが頭の中をぐるぐるし始めたら思うことは、
「あっ、暇なんだな」
ということです。
そうすればやることはたくさんあります。
本を読んだり、調べごとをしたり。
昼間なら走りに行ったり、プールで泳いだり。
自分のことで忙しいはずなのに、その時間を違うことに振り向けて自分の機嫌を悪くするのはどうなのでしょうか。
自分の機嫌を取るのは自分です。
気を付けたいものですね。
さあ、今日もいい1日にしよう!