ご存じの方もいると思うのですが、自分は初めて聞きました。
調べてみたら映画があるんですね。
でも、聞いたのは考え方の話でした。
恩送りと同じ考え方だと思いますが、自分が受けた恩を、次の人につないでいく。
この時、自分から3人の人に良い行いをしてあげる。
次の人はまた次の3人へと恩をつないでいく。
3人がまた3人へとつないでいきますからあっという間にとんでもない数になります。
すると、気づいたときには一つの国レベルまで及んでいて、皆いいことをしようとしているという”善い行いをする国”になっているというお話でした。
誰かがごみを拾っているのを見て、
あ、自分も拾おう!
と思ったら、3人に言って毎日ごみを拾ってもらいます。
その3人にもお願いしてゴミを拾ってくれる人を増やしていきます。
そうすれば大変な思いをしなくても町はきれいになり、住みやすい町になります。
さらにゴミ拾いをする人が増えていけばそれがコミュニティとなり、良い町になります。
ゴミが落ちていなければ、ごみを捨てる人も減ります。
落書きに例えられるのですが、昔はトイレには必ず多くの落書きがあったものです。
それを徹底的にきれいなトイレにします。
すると落書きをする人が減るんです。
この話で有名なのはアメリカのニューヨーク州の地下鉄の話。
ブルームバーグ市長の時に、ニューヨークの地下鉄清掃作戦が行われてとても綺麗になったのだそうです。
それからは落書きがめっきり減ったのだそう。
汚いところには汚いものが集まる、という感じでしょうか。
そういった意味でも、きれいにする習慣をつけること。
出来れば人を巻き込めれば一番いいですね。
ペイ・フォワードは、前払いという意味ですが、良いことを前払いしておくという感じでしょうか。
ゴミ拾いの話になったのでついでにいうと、あの大谷選手はグラウンドのごみを拾うことで有名ですよね。
そのときににこにこしながら拾っています。
理由を聞いたら
人の運を拾うことになるからラッキーなんだよね。
と言ったそうです。
いい話ですよね。
「運を拾う」
さあ、今日もいい1日にしよう!