仕事をしていると、頭ごなしに否定してくる人とかマウントを取ってくる人たちがいます。
本音で意見をぶつけ合うならいいのですが、言い負かしてやろうという人とは自分は議論しません。
以前も書いていますが、自分の場合は年上でも年下でも自分よりも経験や知見がある方には敬意を払って教えてもらいます。
それが一番速いし性格だからです。
自分が正論を言っているかどうかではなく、いろいろな意見や話を聞いてみてその中から最適解を探すほうがいいですよね。
会議で議論の持って行き方、というのはファシリテーターの腕かもしれませんが、参加される方の意識にも大きく左右されます。
議論の場で、誰かが話しているときに言葉をさえぎる人がいますがこの場合、自分はそれを制止します。
あまりにひどい場合は退場してもらいます。
なぜか。
人の意見にはみな、その根拠となるものがあるはずで、それを聞かないうちに自分が正しいといわんばかりに持論を展開されてもいい話し合いにはならないからです。
そういう公平な話し合いの場を作ることでみなが安心して意見を言い合える。
こういうところから思わぬいいアイデアも出てきます。
・・・とはいえ、実際には声の大きな人の意見に引っぱられがち、という場もありますね。
反対にずっと何も言わない人もいます、これもまた議論に参加していないのでダメです。
参加していなくてもいい人になってしまいます。
皆が自由闊達に意見交換すると、早くいい方向にまとまりますよね。
これが上司に答申するための意見出しの会議だったときやどうしても難しい判断をしなくてはならないような場面で場が固まってしまった場合は、全く違う意見を投げ込んでみて、一度リセットさせています。
そこから出てきた意見や決定事項であれば、最後は自分が責任をもって答申できるかどうか腹をくくる。
いろんな角度から物事をみることで、アイデアは出てきますね。
そのためには参加者を好き嫌いで選んではいけません。
突拍子もないことを言うメンバーがいてもいいんです。
とにかくいろいろな意見を出し合って、それをまとめて行ければいい、です。
最後は、自分たちがその合意内容を信じて取り組めるかどうか。
自分を信じ切ることができるかどうか。
その軸で意見を出して、自分たちが責任を取れるように収束させる。
そうするといい方向に向かいます。
それでもうまくいかなかったら、その時点で方向修正すればいいだけのこと。
そう考えて、自分たちを主語にして考えることができたら、いい組織になりますね。
さあ、今日もいい1日にしよう!