先日、人生の大先輩からLINEをもらいました。
そこに書いてあったのが、この言葉。
「自分はいろいろ経験してきたけれど、今も打ち込めることがある。
上手いとか下手だとかは関係なく、人に呼ばれてそこで演奏ができる。
これだけで大満足だよ。自分の人生に自己満足できることが大切。」
この言葉には重みがありました。
誰かと比較するのではなく、自分の人生に満足しているかどうか。
今もそうですが、仕事をしていたりスポーツをしているとどうしても人と比べがち。
企業も他社との競争だし、常に成長することを求められている。
企業の場合は、少し違うこともありますが。
※他社との競い合いではなく、自社が昨年よりも成長していればいい、という企業もあります。
人は比べたがる生き物かもしれないです。
でも、そのことがどうでもよくなると、自分と向き合って自分の人生を考えるのでしょう。
「満足している」と言い切れる人生は素晴らしいと思います。
とかく、自分はまだまだだという時に自分自身が決めたゴールだけをめざしていればいいのですが、人の設定したものをめざしてしまう、ということもあります。
スポーツなら設定したタイムまで引き上げるために、指導者の設定したところをめざしますよね。
これはこれで必要なことです。
めざすゴールをコミットしたなら、そのメニューはこなすべきです。
でも、自分だけになったときに同じように設定し、コミットできるかどうか・・・。
大切なのは、ここだと思うんです。
いくらでも妥協できますからね。
自分と向き合って、自分に妥協せず、決めたゴールをめざして取り組むことができるか。
このことで、満足できるかどうかは違ってくるように感じます。
もちろん、そのゴールは遠くでも近くでもいいと思います。
大先輩は、人に呼んでもらえること、喜んでもらえることをゴールにしています。
さて、どこにゴールを設定しましょうか・・・。
人生は短い。
でも、巻き返すことができないほど短くもない。
それならもう一度何かにチャレンジしても遅くはない、と思います。
自分もネジを巻きなおして、もう一度!
さあ、今日もいい1日にしよう!