唐突ですが・・・自分の一番身近な先祖って誰でしょうか?
「両親」
ですよね。
両親がいなければ子供として生まれてくることはなかったわけですから。
この年になってくるとそんな親がだんだん高齢になり、容姿も含めて10年前とは違うようになってきますね。
生まれてきてからの10年と年を取ってからの10年というのは本当に変化が激しいと感じています。
そして、どちらもベッドのお世話になる。
自分は思うんです。
自分は歳を重ねていっても、動けなくなる直前まで動けるようでありたいと。
それが叶うとか叶わないとかは良いんです、そう思っていることがまずは一番大切だと思うので。
そのためのひとつの方法として、下半身の筋力を鍛えておくことに尽きると思います。
全身の筋肉の70%が下半身にあるそうですから。
そして、脚から衰えていくそうです。
自分の場合、鍛えているはずですが、何もない平らなところでつまづいたりしますからびっくりします(汗)
脚が上がってないんですかねえ・・・。
さて、先日親と話をしているときに聞いたことのない話がいろいろ出てきました。
それには驚くこともありましたが、自分のまわりのことについてたくさん知ることができたんです。
亡くなった親や身内のことについてもずいぶん知らないことが多かったんですよね。
絶句して固まる話もありましたが。
あらためて”感謝”しかありませんでした。
特に自分の親は戦時中を生きてきた世代。
激動の日本を見てきた人たちですから、子供のころから厳しかったと聞いています。
それでもこうして育ててきてもらえたおかげで今の自分がある。
このことには”感謝”しかないですよね。
その親がだんだん年を重ね、だんだん体力が衰えていく姿をみながら
「いま自分にできることは何だろう?」
と考えるようになりました。
違う言い方をすれば、いましか自分には親と接する時間はないんです。
親孝行したい時には親はなし、と言いますがこれはその通りだと思います。
世間では親との折り合いが悪く、何年も会っていないという話も聞きます。
あるいは老人ホームに入れて、その後面会にも来ない、という話も聞きました。
家族にはいろいろな形がありますから、そのことに対して何かを思ったりすることはありません。
・・・ただ、
自分は奇跡としか思えないような確率でここにいる。
自分の親がいて、その親がいて、そのまた親がいて・・・これを絵にするとわかりますがとんでもない数です。
だから、そのことだけは決して忘れてはいけない、奇跡的に今ここにいると自分は思います。
まあ、昔を振り返ればさんざん迷惑を掛けましたから、なおさらそう思うのかもしれません。
親、親戚が減っていく年代になりました。
そのなかでふと忘れてはいけないことだなあとあらためて感じました。
送る時には心を込めて見送る。
自分の気持ちを整理しながら、感謝を精一杯伝えることが大切ですよね。
親がいるうちに。
さあ、今日もいい1日にしよう!