今年も”明けの海”となった諏訪湖ですが、今年は例年になく氷が張らない年になったようです。
諏訪湖で氷が張らないと判定された後は、陽射しが少しずつ強くなってくるのでそれ以降には全面結氷しないんです。
暖かくなるんですよね。
ここ数年つららも見ていませんでしたが、久しぶりにつららを見ることができたんです。
軒先から下がるつららはとても綺麗で寒いことを忘れさせてくれましたが、同時に春を感じさせてくれました。
この写真からもわかるように空は青く澄んでいたんです。
このつららも屋根の雪も解け始めていて、その水がひっきりなしに落ちてきました。
季節は徐々に春に向かっています。
振り返ってみると、例年ならこの時期は本当に寒くて
「もう今年は春が来ないかもしれない・・・」
という弱気なことを考えていました。
それくらい寒かったんです。
ところが今年はここまでそう感じたことがないんです。
むしろ春が来ると感じるくらいですから。
待ち遠しいというよりは、もうじき春になるんだなあ、という少しさみしい感じです。
さて、
冬らしくない冬ですが、長野県には「カミ雪」という言葉があります。
県北部には今までなら12月から1月にかけて、ずっと雪が降っていました。
長野市も例外ではなく、雪かきが必要なくらいの積雪が年に少ない年でも3回程度はあったんです。
今は年1回でしょうか。
2月になるとこの雪が県の南、中南信エリアで降るようになってきます。
それも一度にまとまった量が降るから交通マヒの原因になります。
今年はそんなまとまった雪が先週月曜に中南信地区を中心に降ったんです。
例年だと3月に降るような重い雪でした。
長野も30cmほど降りましたが、翌日にはどんどんと解けていました。
中南信地区でこの雪が降ると、高速道路が使えなくなり、一般道は大渋滞を起こします。
この時に松本方面から長野へ帰ってきた同僚は7時間かかったそうです。
いつもなら1時間の道のりです。
そんなカミ雪の降る季節がやってきますねえ。
いつになく早い春がやってくる
そんな予感がします。
さあ、今日もいい1日にしよう!