毎日、朝起きたらお湯を沸かして新聞を取りに行って洗濯機を回してコーヒーを淹れながらパンを焼いて・・・。
決まった時間に出かけて・・・いつものように仕事をする。
サラリーマンの日常、です。
これを何十年も続けているとそれがふつうになっているので、変化がないな、と思いがちですよね。
その”ふつう”は本当にふつうでしょうか?
実はずいぶん前に、”そのことは特別なこと”だと考えてくださいと言われたことがあります。
そのこと自体が自由にならなくなるとこれが”特別だった”ことに気づきます。
自由にならなくなる理由はいろいろありますが、自分もそうできなくなったことがあります。
そのときは窓の外を見ながら
「”ふつう”にコーヒー飲みたいな。仕事したいな。」
と思ったんです。
この”ふつう”という言葉は、人によっては特別で、人によったら退屈なことなんですよね。
では、日ごろから特別なことだと思うためにはどうすればいいでしょうか。
自分の場合は、朝起きたら朝陽に向かって
「今日も絶好調!ありがとうございま~す!」
ということから始まって、何にでも
”ありがとう”
と感謝するようにしています。
とはいっても、イヤなことが起きるとマイナスな感情が動きます。
そんな時は、
そんなときもあるよね、
と受け流します。
イヤな感情は置いておくと増幅してもっとイヤになります。
膨れ上がるんですよね。
それは時間と感情がもったいないので、
「ありがとう、感謝している」
という気持ちで満たします。
そうすると不思議なもので、しあわせな気分でいられるんですよね。
そうやっていると毎日の中でも笑顔になるようなことが増えてきます。
この意識をもっていたらやがて、
”ふつう”だった毎日に”特別”なことが増えるようになるんです。
なぜそうなるかはわかりませんがそうなりますね。
マイナスなことが起きたときに、誰かを悪く言ったり思ったり、ついてないなとか思うと特別なことは増えないし、またいいことも起きないんです。これも不思議ですね。
誰かといるときにも
「この時間を大切にしよう!」
と思っていると、特別なものになりますよね。
思いがけないことが起きたりします。
その特別なものが”ふつう”になったらそれは最高にしあわせですよね。
この話を夢物語だと思いますか?
それとも、信じてやってみようと思いますか?
もしやってみようと思うなら、「だまされたと思ってやってみる」のはダメですね。
少し時間はかかっても、本気で「きっととそうなる」と信じて疑わずにやってみたら・・・。
疑って何もしないよりも、信じてみて、もし変わったとしたら?
さあ、今日もいい1日にしよう!