今日も絶好調!

長野県は広いとあらためて知る。

この季節に早起きするといろいろな景色をごほうびのように見ることができます。
今朝はこちら。
きれいでした。
こんなきれいな照明をすぐ近くで見ることができる。
これって幸せだなあ、と寒い中で思いました。

さて長野県の話ですが、本当に大きな県だなあと感じました。
縦に220㎞。高速道路を使って、長野から飯田までが2時間以上かかります。
長野から松本まででも1時間以上。
もちろん高速の上にいる時間はそれより短いですが、目的地までとなるとかかりますよね。

そんな長野県で仕事をしていると、県の中心に主要拠点を構えて県内をカバーしている他県のことがうらやましくさえ思えます。
以前、飯田地区の担当だったときに、松本に席がありました。
仕事場は飯田ですから、当時は毎日1時間半かけて飯田へ行っていたんです。
週5日行っていると感覚がおかしくなりますよね。
いまならばリモートでつないで、ということもできますが当時はポケベルの時代でしたから。
仕事をする上では本当に効率が悪いなあと感じます。

もうひとつ。
こんな話がありました。

県内で異動になると彼女と別れる。

県内とはいえ、毎日会っていた人たちが会えなくなり、仕事が終わってから会いに行くことができないため、どちらかが我慢できなくなるということでした。
同じ県内なのに遠距離恋愛になるという話ですね。
職場でも、県内ですが異動すれば引越しが必要になります。
ここでも夫婦間でイザコザが起きるという話も聞きます。
どれもこれも長野県が広いから。

もうひとつ言えば、言葉も違います。
山で隔たれた県内ですから、商圏も違えば、商売の仕方も昔は違ったそうです。
またそういう土地柄なので、閉鎖的になりがちな地域とも言われています。
こういう状況なので”なまり”が違うんです。
自分の場合は、小学生の時に飯田市から長野市に移りました。
すると、言葉が通じない・・・。
同じ県内です。
なまりが出ると

「いま、なんていったの?」

小学生のころの転校生ですから、みんな興味津々で寄ってきてくれたんです。
でも、言葉が通じないとわかったとき、話せなくなりました。
いまでこそ、そんなに言葉が違うということはないと思いますが当時はショックでしたね。
そんなことが同じ県内で起きる(起きていた)というのが、半世紀前の記憶です。
※古いですね・・・。

まあ、それくらい広い県だということです。
そうなると、サクラの開花時期も違いますし、気候も違います。
見ている山も違えば、空気も違うんです。
観光、という点で見ればこれほど楽しめる県は珍しいと思います。
例えばサクラは、最南端で

咲いたよ、見ごろだよ。

と聞いてから1ヶ月後に最北端で

咲いたよ、きれいだよ。

という感じです。
飯田を担当していた時は、本当に1ヶ月間サクラを見ていました。

サクラってずっと咲いてるなあ・・・。

能天気なことを考えた時期がありました(笑)
さて、1月もあっという間に中旬です。
毎日を大切にして、体を仕上げていかないといけませんね。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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