1月16日は父の誕生日でした。
と言っても他界しているので、祝うということはありません。
それでも、不思議なものでこの日は大切な日だなあと思っています。
人はそこにいるだけで奇跡だと思います。
親が結婚していなければ、そもそも自分はここに存在していません。
※結婚していなくても子供は生まれますが、あえてそのように表現しています。
そして、祖父、祖母が結婚していなければ、自分の親もいなかった。
そうやってさかのぼっていくととんでもない数の祖先がいたことに驚きます。
そして、
自分は奇跡的にここにいるんだなあと思うんです。
ふだん、そんなこと考えないですよね。
自分もほとんど考えないのですが、昨年ある出来事からそのことを考えました。
どんなことを人に言ってもいいのですが、
必ずその人にも家族がいる。親がいる。
そのことを理解してものを言ったほうがいいんです。
相手を傷つけてしまったとして、もし働けなくなってしまったらどんなに正論を言ったとしてもその家族はどうなるのか。
そこまで責任をもってものを言わないといけないと思いました。
そこまでのことを考えて会話しないですが、会社組織の中にいると今でも時としてそのようなことが起きます。
そういうことがないようにしようと企業がどれだけ講習をやっても、・・・です。
相手のことを考えて、相手のためになるからと言ったほうがいいことはありますが、年齢にかかわらず敬意を払って話したほうがいい。なぜなら奇跡的にここにいて、同じ時代、時間を生きていますからね。
ちょっと偏って聞こえるかもしれませんが、そう考えたら軽はずみなことは言えないですから、自分はそうありたいなと思いました。
親父は厳格で、曲がったことが嫌いな性格でしたが、その分企業内ではなかなか思うようにはいかなかったのではないかと思うことがあります。
でも、そんな親を見ていた私は、それでもいいなと思います。
損をすることも多いですし、異なる意見をぶつけてしまうために会議などでは場を乱すこともあります。
ただ、それでも何が最適なのかは議論しておく必要がありますね。
1月16日。
いろいろなことを思い出しながら、またこの日が違った意味でもよい記念日になれば、と願ったりしています。
さあ、今日もいい1日にしよう!