トライアスロンというスポーツは本当にいろんなことを考えさせてくれるスポーツです。
1つの競技でさえ、練習から大会までいろいろなことを考えますよね。
それが3つあるわけですが、体は1つなので追い込めば疲労が蓄積してトレーニングしたのに身についていない、ということになりがちです。
得意なものの練習は控えて弱みに注力するという考え方もありますが、自分の場合は得意なものを伸ばして苦手なものをカバーするというのが向いています。
結局、最後は自分が満足できればいいんです。
そんな自分が決めているのは、
昨年の自分に勝てればいい。
ということ。ゆるいですよね。
仲間と競ってみたところで故障したら仕方ないんです。
練習ではバチバチとやりますが、大会で向き合うのは自分自身。
弱さが出るところもありますし、思うようにいかないことも出てきます。
なぜなら、いつもの練習で3種目通しではやらないから。
その時にどれだけ修正が利くのか、できるのか、ですね。
どういう練習をしているかで違ってくると思っています。
少なくとも2種目を続けて行うことで弱いところが見えてきますから、ここでトレーニング方法を考えたり対処方法を考えるようにするのがいいですよね。
1種目だけの練習をやっていたら、通しでやったときに何が起きるかはみえてこないですし、いつもと違うことが起きたときに対処できません。
自分のカラダですが、思うように動かないときのもどかしさはありません。
さらに暑さ対策も夏にしか耐性を上げられないので、こちらは短期集中で対応できるようにする必要があります。
そう考えると、あれもこれもを一度にはできないので体をつくっていくことは大切ですね。
いろいろワクワクしてきましたね。
さて、先ほどの”得意なものを伸ばして、弱みをカバーすること”は仕事にもいえますね。
自分のつよみは何か、何をしているときに一番ワクワクするのか。
自分の思い通りに進めていけることは何か。
他の人が苦手とするものにこそ、自分のつよみがあるかもしれません。
そこに気づくかどうか、は大切だと思います。
自分のつよみは何か。
案外普通にこなしてしまっている場合は強みだと気づいていない場合がありますね。
お客様のところで雑談をしながら仕事の話をして上手にいろいろ聞きだす営業がいます。
彼は天才だなあと思います。
そういう話をすると、全然意識していないそうです。
唯一気を付けているのは、お客様が大切にしていることや力を入れていることは聞くようにしているそうです。
お客様のコトをたくさん聞こうとしているところが素晴らしいと思いました。
そんな営業マンが来たらどうですか?
いろいろ話したくなると思います。
他のお客様からもたくさん聞いていますから、話をしているだけでも何かヒントがあるかもしれませんね。
さあ、今日もいい1日にしよう!